「自分の転職」について考える - 何を基準に職を転じているのか?を言語化してみた
近況報告とポエムを兼ねたアレです。
なお記事のトップ画像にあんまり意味はありません(それっぽい素材を探したらこうなった程度💻)し、現職および前職以前の仕事・思想とは全く関係ない個人的な日記として読んでください。
(noteが久々なので)近況報告から入りますが、
9月でJX通信社を卒業し、10月からとある外資コンサルタント企業のエンジニアなマネージャーになりました。
(言えない・言わないネタ多いので)これ以上多くは語りませんが、今の所順調です。
shinyorke先生の次回作、乞うご期待ください🙇🏻
...とまあ近況はそんな感じなのですが、社会人としてのキャリア21年目(もうすぐ22年目)で7回転職(現職が8社目)ともなると、
・「お疲れ様でした」「ますますのご活躍を」系の感想
・「えーびっくり!」「すごっ!」...等の感嘆符付きの感想
・「(会社変わるのが)早すぎてついていけない!(意訳・もう辞めるのか)」系の若干ひねった感想
他にもいくつかありますが、だいたいこの3系統のコメントを多くもらいます、特に顔本とかのコメントスレが相当伸びます。
正直どの感想も正解だと思いますし、そもそもの話として、私の報告が「退職して新しいとこ行きますわ、今後もよろ!」って唐突に言ってるのでまあそういうコメント(感想)になるのは非常に納得いきます(客観的に見て)。
とはいえここ5年で4回会社変わって、何度も皆さんを驚かすのもアレなので、
自分は何を基準に職を転じているのか?という言語化をそろそろしていいかも🤔
というネタばらしをしてみようかなと思います、少しだけね。
職を転じる理由 - 「未来のキャリアを見据える」
「自分は何を基準に職を転じているのか?」ってそういえば過去にも言語化したような🤔
と思って探したらありました。
Developers Sumimit 2020で思いっきり話をしていました、懐かしい。
改めて読んでみた所、このスライドに今回言いたいことすべてが載ってました。
デブサミ2020が昨年の2月で, そこから1年半後の今ですが、
・9月まで所属していた前職であるJX通信社で成功と言えるような仕事ができた
・個人開発や登壇などをキッカケに副業や課外活動でパラレル・キャリア的な活動もやった
・野球のデータサイエンスも、成績予測のAIを作ったり発表したり
と宣言した結果、3~5年で出すつもりの成果が1年半とちょっとで出てしまいました。
今思えば見積もり甘かった、しくじったな感あります(OKRのお作法的にはそういう振り返りになる)が、
これは2, 3年後「アラフォーからアラフィフに変わる節目」あたりでなりたい自分を考えたときに,
・ある程度の規模(ベンチャーでもトラディショナルな企業でも)の会社のCTOやCDO(Chief Digital Officer)として牽引する役割をやりたい
・企業に属せず, フリーランスもしくは自分で会社を立ててプロフェッショナル・サービス的なノリで経営課題や事業課題をシニアなエンジニアとして解決していきたい
・次はGAFA+Mのどこかに行っちゃう?
※今回の転職エントリーより抜粋
という事を考えるようになり(なぜそうなったかはブログに書いたので省略)、気がついたら転職してました。
何が言いたいかと言うと、
私は「未来のキャリア」を常に見据えていて、「これだ!」ってなったら迷わず職を転ずる傾向にあります。
職を転じる理由 - 「必要なスキル・経験を逆算して身につける」ため
「未来のキャリアを見据える」為の転職、ですがこれを実現するためには、
・未来のキャリアを実現するための経験・スキルを身につける
・未来のキャリアを実現できるような職種につく(マネージャーになる, スペシャリストになる, etc...)
・未来のキャリアが実現できるような会社に転職する(ベンチャーかもだし大企業かもしれない)
この3つが必要かなと思っています(少なくとも私の場合は)。
私はこれらを転職を繰り返しながら身につけました(と、デブサミのスライドでも言ってました)。
転職しながら「経験・スキル」「自己実現できる職種」「いい感じな会社に転職」するために何が必要か🤔と色々試行錯誤した結果、
・「この人だったら安心してポジション任せられる!」という、他者・周りの人達に与える確証・安心感が「未来のキャリア」実現において、最も重要である
・「任せられる」という客観的な確証はスキルだったり経験が影響する
・「安心感」は人柄とか雰囲気、特に「余裕ある」「どっしり構えてる」感が超重要
というのが大事だとわかったので、
・仕事・個人的な勉強や研究(個人開発)において、必要と思われるスキル・経験をめっちゃ積んだり学んだりした
・チームワークな仕事、複数人が集まるワークショップで上手くファシリができるよう、必要な考え方・思考を学んだ(主にAgile的な内容)
・安心感を出すため、自分および他人の感情をいい意味でコントロールするための考え方・学問を学んだ(アンガーマネジメント、教育心理学など)
というのをやりました。いや、やりましたというより現在進行系でやってます(これに終わりは無いので)。
仕事・個人的な勉強や研究(個人開発)において、必要と思われるスキル・経験をめっちゃ積んだり学んだりした
これを遂行する上で、仕事を選ぶタイミングというのがあって、
・社内で異動できるなら異動してやればOK(転職は不要)
・異動がかなわない、そもそもチャンスが無ければ転職しようかな
異動って、経験ある方はわかると思いますが「思い通りに異動する」のって難しくて、昨今の人材流動性を考えたら(多少のリスクを飲み込んでも)転職しちゃったほうが話が早い、なんて事もあったりします。
職を転じる理由 - もうちょっと一般的な判断基準もある
もう一度同じスライドの登場ですが、
音楽性🎸の違い, 💰など, ありがちな理由も一応含みます
自分的な転職理由は前述の通り「未来のキャリア」「スキルを身につける」といった、「今やりたい仕事」「将来やりたい仕事」が理由の8割を占めるのですが、
・音楽性の違い🎸。これは言うたら人間関係なのですが、「あいつが嫌い」とかそういうネガティブな理由というより、「いいムードだけど自分的には居心地よくて逆に怖い」「中の人としてサービスを作る・提供する側じゃなくて一番のファンとして使いたい」というお気持ちが強かったり
・💰のはなし。昇給やボーナスの有無は正直気にしていない(ちなみに私は査定とか評価的な奴は苦手です)のですが、「自分が市場価値に見合った報酬を得ているか?」についてはめっちゃ気にしています
この2つも2割くらいの理由として存在します。
(転職しませんという選択肢を含めて)選択肢が2つ以上あるときは音楽性🎸と💰で決めるというロジックが多いかな...って感じですが、逆説的には「人間関係と💰だけで決めたことは一度も無い」という事だったりします、ブレずにやりたい仕事・スキル磨きにフォーカスすると結果は出ること知ってるので。
結び&オマケ - スタートアップと大企業どっちがいいんですか🤔問題
というわけで、
「自分の転職」について考える - 何を基準に職を転じているのか?を言語化してみた
というテーマで「中川は何を考えて転職しているのか」を言語化してみました。
ホントはもう一つ、「スタートアップと大企業どっちがいいんですか🤔」問題(よくありがちなやつ)に言及しようと思ったのですが、
この件について、山田さんが書いたこと以上の事は私は書けない&全くもってこのnoteの言うとおりなので気になる方は山田さんのnoteを読むといいんじゃないかなと思います。
自分が言えることがあるとするならば、
・「大企業でしかできない仕事」も「ベンチャーでしかできない仕事」も確実に存在する
・仕事や会社を「やりたいこと」軸、「💰や福利厚生」軸で考えるかによっても選択肢は大きく異なってくる
・結局の所、ベンチャー・スタートアップを選ぶか大企業を選ぶかは自分自身で考えて決めて動け!としか言えない
なーって思ってます。
ヒント的なことがあるとするならば、「ベンチャーから大企業」「大企業からベンチャー」どちらも転職しやすい世の中になってるなと実感してます、どちらもリスクが少なくなってるな感ありますし。
私は「5年間スタートアップで働いて再び大企業に戻る」という、今のトレンドからするとある意味逆張りな仕事を選びましたが、この状況をめっちゃ楽しみたいと思います。
「未来のキャリアを見据える」ような仕事もできそうですし、まだまだ楽しみは多そうです。
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