コンサルをやりながらプロダクトオーナーをはじめる、と決めたキャリア的な理由
(noteでは)あけましておめでとうございます🎍
現職に入ってから早いもので4ヶ月経過(去年の10月からスタート)しようとしていますが、いい感じに(7年ぶりの復帰となる)コンサルタントな仕事もだいぶ馴染んできました。転職に至るまでの悩みとか考えとか色々ありましたが、いい感じになってよかったですし正直ホッとしています(もしアカンかったら前職にジャンピング土下座して戻ろうと本気で考えていた&素晴らしい前職の仲間たちもそれをほのめかしていたので)。
サポートおよび、応援・理解してくださった同僚・チームメイトおよび、友人・フォロワーの皆さんそして家族に感謝します、ありがとうございます!
そんな新天地に馴染んできて、心も気持も新たに2022年を迎えることができてよかったのですが、
というのが年末年始、頭によぎり、ちょっと脳内整理をしました。
をいちばん大切な価値観とした上で、
仕事で成果出す
プロダクトオーナーをやる
新たなアウトプットに着手する
プライベートを大切にする
自分が変わるべきときは躊躇なく変わる
という5つのスタンス・行動指針を決めて早速やってるのですが、この中でも特に「プロダクトオーナーをやる」を2022年の重要な行動指針としています。
(他の4つも非常に大事ですが、これは意識しなくてもできそう・できてる事な気がするので)
抱負のブログでわざわざ明記するぐらいに大事にしていて、
ブログで宣言したとおり、個人活動(個人開発・趣味プログラミング)もプロダクトを作る(≒オーナーとなるべく何かやる)方向に強くシフトしてるのですが、「何故そこまでプロダクトオーナーにこだわって頑張るのか?」という話をポエム的に書きたいと思います。
理由その1「コンサルタントとして結果を出すため」
これはホント読んで字の如しで、「何かしらのプロダクトを持っている(持とうとしている)クライアントさんの気持ちをわかった上で仕事をするのがベストだろう!」というシンプルな理由です。
何故そう思ったかというと、7年半前の2014年秋に10年働いたコンサル会社から事業会社(リクルート)に転職した際に、
コンサル会社と事業会社の違い・ギャップにめちゃくちゃ苦労した苦い経験をした
色々違いがあったが、特に「一つの事業・経営目標にコミットして仕事をする」事を要求される事業会社のスタイル・スタンスを飲み込むまで苦労した
コンサル的なアプローチで課題解決や思考を深堀りしても、スピードが付いてこないと意味がない(スピードはコンサルでも重要だが意味がチョット違う)
他にも色々ありますが、要約すると「違う業界で(オラオラかつ的外れに)自我を出してどうすんの?」という感じで、この辺の折り合いをつけるのに3年近くかかった&逆の立場になった(事業会社からコンサルに戻った)今も同じ失敗を繰り返さないよう、「コンサル業界を復習しつつ、クライアント側の立場にも立つ」というのを大事にしようと思っています。
なお、「この辺の折り合いをつけるのに3年近くかかった」の件は、リクルートを退職し、ビザスク->Rettyと渡り歩いて野球のエンジニアになったあたりでようやっと「コンサルなスタンス・脳みそと事業会社なスタンス・脳みその使い分け」を身に着けた、という感じです。
理由その2「プロダクトを作りたい・運営したい」
コンサルタントとして結果を出すため、「プロダクトを持つ・運営する側の気持ちをわかりたい」というのが理由その1でした。
理由その2はもっと単純な理由・動機でして、
たったこれだけです、今年は主に最初のプロダクトを作る作業が多いのでひたすらプログラミングがしたいってお気持ちです。
ちなみに今はフロントエンドのコードをたくさん書いてるので、React + TypeScript(厳密にはNext.jsやってる)およびFirebaseにどっぷり浸かってます、平日の仕事後と週末は。
以前(というか今も続けている)野球データサイエンスや個人開発、ブログ・登壇などのアウトプット活動の過程でいくつかの思いつきがありつつも、
以前は「野球のエンジニアになりたい!」というキャリア像を最優先していた&キャリア実現(と勉強&趣味)のための活動を最優先していた
という事情で「時間をかけて思いつきをプロダクトにして試す」事は後回しにしていた
という事情がありました(つまりさほど優先度が高くなかった)
ところが今は、先述した「プロダクトを持つ側の気持ちをわかった上でコンサルやりたい」という動機もありつつ、
というお気持ちが強くなりました、特に前職であるJX通信社は素晴らしいプロダクトが多かった(&小さなプロダクトでありながらも私もプロダクトマネージャーをさせてもらった)という影響が大きいかも…
正直、野球データサイエンスもある程度仕組み化して(これも立派なプロダクトではありますが笑)、以前ほどの労力がいらなくなった&こっちはこっちで中長期で研究するぐらいのテーマをやろうとしてるので、野球を一休みした上でプロダクトオーナーに集中しよう!ということで優先度が一気に高くなりました。
なお、この辺の感覚を味わう(もしくは忘れないようにする)という視点では、「どこぞのベンチャー・スタートアップで副業なり業務委託をやる」という選択肢も無くはないのですが、
副業で技術顧問なり業務委託で開発したりするのは本職と被る所もあり、旨味が無い(かつ、色んな規則上できるかどうか怪しい)
真にやりたいことは「プロダクトを作って世に出して反響を見て育てる」なので、これが副業なり業務委託なりで味わえるとは到底思えない
繰り返しな話になりますが、「そもそもアイデアが脳内にあって実現したい」欲がめっちゃ強いのでそこに注力したい
もしこのnoteを読んで、「僕もプロダクトに関わりたい!」という方は副業なり業務委託スタートで全然良いと思いますが、関わりたいフェーズ次第ではできないかもよ、というのだけ一応言っておきます(≒意思決定までしたいか、別にそこはいいやと思うかの違いとも言える)。
結び「コンサルと、コンサルじゃない会社の違いとは?」
というわけで、今年最初のnoteは「プロダクトオーナーをやりたい」という突拍子もない宣言に対する自分自身への備忘録かつ、これに興味を持った方のヒントになるような話を書きました。
に対する解を出すための長い旅路になりそうですが、終わる頃にはいい感じになるといいなと思ってます、途中で解が出たらすっぱりやめるとかあるかもしれないですが(それはそれで目標達成とも言える)
ちなみに書きながら思い出したのですが、
なんて相談を時折受けるのですが(自分が両方経験かつ、コンサルに至っては出戻りしてるので)
これに対する「これだ!」って回答は特に無くて、
ってことなんじゃないかなあ?って漠然に思っています。
いや、我が身を持って体現してると言ったほうが正しいのか???
いずれにしても今はコンサルな会社で結果を出すため個人でプロダクトオーナーをやるという目標を大切にしつつ、「また事業の会社でプロダクトにコミットしたいわー」ってなったらいつでも復活できるように両刀遣いで頑張りたいと思います。
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