不安に打ち克つために色々やった結果と個人開発ともうちょっと先の課題というはなし。
先に言っておくと、近況をただただ好きに書くだけのお気持ちポエムです。
このエントリーで、
「やることを作る」のが不安に打ち克つ最高のアプローチ
と堂々と言い切って(信じて)やってきたのですが、
・実際に打ち克つことができたやで
・でも新しい課題・テーマも見つけたやで
っていうのに気がついたのでそれをちょっと書きたいと思います。
「やることを作った」結果、成し遂げたこと
「やることを敢えて作って忙しくしてます」エントリーから4ヶ月とちょっと経過した今をふりかえると、
・仕事を沢山した。めっちゃした。なお言及できないネタ多いのでここでは割愛。
・プライベートも、なんか色々やった気がします。これは時期が来たらここに書くと思う(つまり、ここには書かない&聞きたきゃ僕を直接捕まえて欲しいw)。
・自分にとって切っても切り離せない「野球」について、一つのテーマを元にデータサイエンス目線で独自研究・実験に没頭。これでめっちゃ成果出た。
ということをしていました。ちなみに溜まったガンプラの進捗はゼロでした。やること作りすぎた残念。
特に野球についてですが、プロ野球およびメジャーリーグ開幕までの間、2ヶ月近く時間あったので、
・野球データ分析の基本である「セイバーメトリクス」に関する自分の知見や見解をまとめて言語化。
・ずっとやりたいと思っていて手を付けていなかった「野球選手の成績予測」をデータサイエンスなネタとして実現。
ということをしていました。
言語化はブログにこんなシリーズでまとめました。
どの記事も10,000文字を超える文量、数式とデータの解釈を解説とかなり読み応えあります。
下手な本より良いこと書いてると自負しています(断言)
これは来年、自分のブログの野球エンジニアリング・データ分析のネタを書籍化したいという夢がありまして(最初は自費出版とかで全然いい)。
その時にきっとこういう解説が必要だろう、これぐらい知ってたら野球やスポーツの世界でデータを扱う仕事をしたい人は困らないだろう(≒これぐらい息を吸うように把握しないと辛いやでっていう警鐘でもある)という思いでまとめました。
と同時にいつかやりたかった「野球選手の成績を統計的に予測して遊ぶ」というのもやろう!って思いやりました。まとまった時間大事。
これはプロ野球開幕してからもしばらくやってます。
というか今もまだ完成形じゃないので現在進行系でやってます。
余地が33.4%くらい残った状態できっと今月末のPyCon JP 2020でお話することになると思います。
余地があるってことはまだまだ実験できる、遊べる、伸びしろがあるってことなので楽しみしか無いです。ガンプラ作る時間はなくなりそうですが(大切なので二度言う)。
PyCon JP 2020はチケットなくてもYouTube LIVEとかで見れるらしいので気になる方はぜひ見てもらえると嬉しいです(28か29どっちに出るかはまだ未定ですが)。
「個人開発」でやることをつくる
また、余興というか思った所あって書いたこちらのブログが6月めっちゃ読まれました。
個人開発というのは、
・自分のアイデアをスマホアプリやWebサイトとかで形にする
・将来自分で何かアプリやサービスを作るためにプログラミングやエンジニアリングを自学自習する
活動の事で、私は今でも(先ほど取り上げたブログ連載や選手成績予測のような)野球に関する分析や何かしらのアウトプット作りのためずっと個人開発をしています。
withコロナで「外に出て良いのか悪いのかわからん!」っていう時代にまさにオススメしたい活動だったのと、ちょうどいいタイミングで個人開発を始めよう!という書籍が出たので紹介がてら書こうというモチベーションもあり、上記のブログを書いて出しました。
反響含めてこれはホントにブログとして書いてよかったと思いました。
「やることがなきゃ作ればいい」マンとしてその感覚は正しかったのと、物事の継続で苦しんでいる人が多いという意味でも改めて学びになりました。
もうちょっと先の課題 - 「偶発的な出会い」の減少
とまあ、ここまでは「ワイの判断間違ってなかったやん!優勝!!」って感じだったのですが!?
元の同僚で今でもいい仲間の @hirominnnn のnoteを読んで( ゚д゚)ハッ!ってなりました。
これホントいい話なので皆さんぜひ読んで欲しいのですが、ワタシ的にささったのが、「リモート勤務がもたらす快適さの罠」という件。
リモートワークが物理的にとっても快適であるのは上述した通りだけど、感覚的な快適さもある。それは「誰にも会わなくて良い」「誰にも突然話しかけられない」という快適さである。
(中略)
何か嫌なことがあっても自分の部屋の”仕事以外のなにか”に目を向けると解放される。
根暗な私にとってはだいぶ快適なリモートワークなのだけど、それのなにが罠か。
それは、単純にオフィス勤務をリモート勤務に移行しただけの、まったくニューノーマルではないリモート勤務がもたらす「偶発的な出会い」の減少なのだと思う。
これほんといい事言うなーって思ってて。
これを読んでシュッと思ったのが、
「誰にも合わなくても良い・突然話かけられない快適さ」と引き換えに「オフィスでの雑談、飲み屋のカウンターで隣になった人との会話etc...から生まれる偶発的な出会い」を失った。
ってことだなって思いました。
自社(JX通信社)のメンバーとはとても仲良し(こう言っては何ですがここ5年くらいで色んなチームに在籍しましたが今が一番居心地いいです)で、Slackでの雑談やZoom飲みでの交流はあるものの、休憩スペースにいって偶然そこに同僚がいて立ち話から情報を得て次のアクションに...って事がそういえば無くなったな、とか。
コロナが来る前は、Pythonもくもく自習室というエンジニアな勉強会・イベントを定期的にやってて雑談や交流の中で色んな出会いや情報と出会う機会あったけど、コロナの影響で(&上に上げた野球の研究とか個人開発のチャンスや!っていう機運もあり)活動休止してその機会を失ったり、とか(ちなみに8/15に久々のイベントをオンラインでやります)。
私はTwitterとかSlackとかZoomとかのやり取りが大好きマン(なぜなら私も基本的には根暗だからだ)なのでそこで得たもののほうが大きいと思ってましたが、あれ以外と失ったもの多いのでは?とちょっと怖くなりました。
そういえばリアルな友達とか増えてないですし。。。
私たちはいつだって「偶発的な出会い」から繋がりを作ってきて、仕事に活かしてきたこともあったはずだ。
それがいままったくないのである。
それは何を意味するかというと、今まであったつながりの中でこれから生きていかなければならない、ということである。それは楽なようで、長期的に見るとまったく楽ではない世界だと思う。
確かにまあ今は「今まであったつながり」という信用貯金(信頼貯金)を切り崩して生きてる感があるなーっていうのと、これもどこかで回復させないといつかはガス欠するものなのでこれって大事やなって思っています。
じゃあどうする?
Spreadyで良い縁を作って偶発的な出会いを創出しよう!
...と@hirominnnn の文章を引用したのでそこはかとなく宣伝しておきつつ(小声)
個人的にはSpreadyで作ろうがリアル含めて他で作ろうがまあどうでも良くて、
・オンラインでずっとやる快適さという良い点は活かしていく
・今のオンラインでは苦手な「偶発的な出会い」をどこかで作る
要するに、「コロナの前の世界に戻るなんて無いだろうからハイブリッドにいい感じにやろうぜ」っていうのを個々人が考え動くような世の中なのかなーって思っています。
個人的にはPyCon JPが終わった後、秋の風が吹く頃には色々考えることも出てくる時期が来そうなのでそこに合わせてハイブリッドにいい感じにやっていこうと思いました。
以上、寝る前テンションで一気に書きました。
次のnoteは久々に趣味丸出しの何かを書きたい。
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