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楽しい屋台マグネット
観光旅行の楽しみは美しい景色だったり、美味しいグルメだったり、貴重な体験だったりするならば、お土産は帰ってからもその余韻を長く味わうための小道具。
本場のグルメを風情のある屋台で体験した思い出。味は忘れてしまうかも知れないけど、美味しかったなぁ、楽しかったなぁという記憶は残したい。その手段のひとつが屋台マグネットのお土産です。
と、屋台マグネットの存在を正当化してからの、楽しい屋台マグネット4つをご紹介。
たこ焼きから。
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屋台から顔を覗かせている眼鏡のおっちゃんがいい表情しています。頭に巻いた手ぬぐい、リアルよりリアリティが感じられます。「立体的」というより、もはや「立体」「3D」「ミニチュア」「ジオラマ」。実物の特徴を最大限デフォルメした、心えぐられる破壊力を持つ逸品。
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たこ焼きにたっぷり掛かったソースの上に、青海苔が散りばめられています。閉店後の清掃を楽にするために敷かれたアルミホイル。そうそう。確かあんな感じだったなぁと。屋台前面のタコポスターもいい感じです。
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2つの容器は、ソースと青海苔でしょうか。個人的にはマヨネーズも掛けたい派です。異論は認めません。
次の屋台マグネットもたこ焼きです。
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「たこ焼き」って何か所に書くねん!!て話ですが、でもこれだけしつこく商品を推してくる屋台、実際にありそうです。
六個二百円、十個三百円は良心的。
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先ほどのたこ焼き屋台マグネットと方針が異なるのは、たこ焼きではなく、たこ焼き調理場としてのディテールにこだわった点。たこ焼き器、野菜等の具材、小麦粉を練った生地、手前にはすでに盛り付けられたたこ焼き。奥には刻んだタコ。コンロ周りにアルミホイルを敷いているのは先のマグネットと同様です。
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正面からはほぼ見えない、屋台の片隅に配置されたこのオブジェクト。多分炊事で利用する水バケツなのかなかと。そんなものは、思い出にマグネットを買う人の記憶の片隅にもないぞと。でも原版作成時の参考資料に写っていたので必ず再現するぞと。そういうマグネット制作サイドの意気込みです。
次は、博多名物、豚骨ラーメン屋台マグネットです。
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店主ではなくお客さんが登場。独り寂しく仕事帰りのサラリーマンでしょうか。テーブルに雑然と物が並んだ雰囲気がリアルです。
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客が自分で入れる辛子高菜。海苔缶。塩コショウ等の調味料。奥は棒状の麺を入れたばかりの寸胴でしょうか。黄色い箸袋の掛かった箸立て。そしてこの屋台マグネットも、どうでもいい細部へのこだわり。右に棚がありますが、たぶんラーメンスープ補充用のカエシの瓶ですね。
戦後の闇市から始まった屋台文化。博多中州・天神は今でも一大屋台グルメエリアです。
次は、屋台ではありません。回転寿司です。
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円形カウンターに、親子連れと思われるお客さん3人と、中には板前さん。この親子連れは、若干ヤンキーの香りがします。お母さんミニスカートで明るい金髪。スマホで写真撮っているお父さんは茶髪のロン毛。そして子供はモヒカン。板前さんはなかなか頑固そうな面構えでお寿司を握っています。
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値段ごとに色分けされた皿。サーモン、卵焼き、マグロ、海苔巻きなどがレーンを回っています。レーンはちゃんと、カーブに対応するあの三日月形の板が連結したコンベアです。
すごくどうでもいい話ですが、この回転寿司コンベアは1985年登場で、「生活を一変し、日本社会の発展に貢献した機械を未来に繋げる『機械遺産』」に登録されているそうです。
もっとどうでもいい話ですが、通常この立ち位置に板前さんがいるのは、回転しないほうの寿司屋です。しかしそこはあくまでイメージということで。
以上、手に取って色々な角度から眺めたくなる楽しい屋台マグネットでした。