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映画「15年後のラブソング」

 映画「15年後のラブソング」を見た。主演女優はローズ・バーン。何だか意味のわからない邦題だが、原題は「Juliet, Naked」。原題の方が内容に寄り添う良い題名だが、このフレーズを日本語字幕では「裸のジュリエット」と訳している。このタイトルでは、女の人の裸がでてくる映画みたいで、確かに具合が悪い。

 題名はともかく、ストーリーは良い映画だった。決してスペクタルなシーンがあるわけでも、深く感動するシーンがあるわけでは無い。淡々と過ぎる女性の日常に、波風が起きて、恋があって、思い違いがあって、でも一歩を踏み出す、というドラマ。

 何といっても、挿入されているブリティッシュロックがよい。エンドロールでは23曲でている。ロックミュージシャンを軸に脚本がすすむ映画でもあり、全体の雰囲気とよくあっていた。

 音楽がいい映画は良い余韻が残って良い。

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