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映画「スキャンダル」

 2021/8 映画「スキャンダル」を見た。2019年アメリカ製作、ニコール・キッドマンが出演。テレビ局内のセクハラ事件の話。WEBによると2016年に実際にあった事件に基づいているらしい。ストーリーに緊張感があって案外に面白かった。

 以前、Apple TV+「The Morning Show」シーズン1を見たのだが、これとストーリーがよく似ていた。おそらく、同じ事件をベースにしているのだろう。米国ではその事件を知っていることを前提にして楽しむものなのかもしれない。

 米国は男女(というかLGBTQ)やマイノリティへの差別を非常に注意する社会なのだと思うが、一方でギラギラする成功への欲望(または向上心)がぶつかり会う場においては、そんなことも顔を覗かせるんだなと思った。

 まあしかし権力を使ってセクハラしたり、それを利用したりする話は、なんか古ぼけたストーリー展開とも言え、事実ベースでなければ、面白くないかもしれない。そんな事件が現代にも起きるんだ、というところが主張したい点なんだろうか。

 テレビ局ものといえば「恋とニュースのつくりかた」(原題 Morning Glory)というのもある(というか、好きな映画のひとつ)。その話はそのうち。 

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