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【ブログ蔵出し/シンガポール】薄切り肉ときゅうりをぶら下げた「架子白肉」

2012年のブログ記事から。このとき、シンガポールで「架子白肉」という、豚肉ときゅうりを北京ダック風に巻いて食べる料理に再会しました。以前、四川省成都で食べた記憶がよみがえり、懐かしい思いになりつついただきました。なのですが、その後、日本でも別の国でも、この料理を食べた記憶はありません。名前を覚えておけば、食べる機会もあるでしょう。よく考えたら、「雲白肉」といっているものの変形なので、北京ダックの皮ときゅうりがあれば、日本でも提供できそうな料理ではあります。

お店はたしかSilk Roadだったと思います。

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先週からのシンガポール滞在では、シンガポールの主要な場所をほとんど回ることができたし、主要な食べ物もほとんど食べて見ることができた。こちらはシンガポール名物と言うよりは四川料理。麻婆豆腐が美味しいというシルクロードというお店でいただいた。

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きゅうりと薄切り肉を交互にかけてあるものから1セットをとり、下に見える北京ダックを食べるときなどの皮の上に載せる、そこにやや辛いタレをつけて、巻いて食べる。

実はこの料理、以前成都に行ってころに、ごちそうになったもの。その後一度もお目にかかる機会がなかったのだが、今回シンガポールのお店で、英語での説明から「あ、あの料理では?」と思って注文してみた。見事に正解。しかも名前もわかった。これでGoogle検索で、この料理を出すお店を探すこともできる。辛口のタレの辛さだけは、四川よりもだいぶ甘めにしてあるような気がしたけれど。

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このお店の定番は麻婆豆腐で、連れて行ってくれたNaokoさんとShokoさんも、普段は麻婆豆腐を中心に頼んでいるそうだ。たしかに麻婆豆腐もレベルが高く、きちんと「麻辣」(辛くてしびれる)の味になっていたが、架子白肉のような四川料理が食べられるというのも、このお店の魅力であろう。いつもはお二人で食事をしていて、注文できる品目数にも限りがあるだろうから、新しいメニューを知るきっかけにはなっただろう。ごちそうさまでした。

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ちなみに唐辛子の中に白身魚が埋もれている「辣子魚」も大変美味しかった。こちらは見た目にも大変美しく、食欲がそそられる。そして非常に辛い。

(2012年9月のICHINOHE Blogの記事から転載)


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