ほぼ毎日 note #252 レジ袋有料化に思う

レジ袋が有料化されて、約2ヶ月が経過した。
有料化の意図は経済産業省のHPにある。
要約すると、プラゴミの廃棄削減、海洋プラスチックごみ問題、地球温暖化防止などへの対策だという。
レジ袋有料化はプラゴミの削減に本当に有効なのか?

まず、件の経済産業省HPにはレジ袋がプラゴミ全体における占める割合を具体的数値で示していない。
レジ袋がゴミとしてどれくらい廃棄されているか、示していないのにレジ袋だけ有料化する科学的根拠がない。(少なくとも数字が明確になっていない)
これって、おかしくない?
レジ袋を有料化すると地球温暖化にこれだけ貢献しますとか、
海洋プラスチックゴミをこれだけ削減できますとか、
有料化することのコスト対効果を明らかにしていない。
それって、消費者へのただの責任転嫁じゃないか?
っていうかほとんど八つ当たりに近い。

仮に、レジ袋を有料化することで回収した費用を環境対策に充てます、というのなら事実上の環境税導入になる。
その説明も果たされたかどうか?

レジ袋が有料化されたことで、コンビニ等での買い物時に「レジ袋どうされますか?」と店員さんから聞かれる。「マイバッグあります」と答えるか「レジ袋買います」というやり取りが必須になった。
このひと手間のために、数円のお金が必要になる。
ひと手間もお金も塵も積もれば山となる。
長期的に見れば、結構な負担になる。にもかかわらず、レジ袋が有料化。
なーんか、ピントがズレてるように感じるのはボクだけでしょうか?

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