カラム型の表示が変わる謎現象?きちんと理由がありました【ノーコード・ツールGlide】
データエディタを使っていると、カラム形式の設定で、ときどき「何か違う」と感じたことはないですか?
例えば、「よし、文字を保存したいだけだから、テキストカラムを追加しよう!」と思って、カラムの追加ボタンを押し、カラム形式を選ぼうとします。
すると、すぐには「テキスト」が見つからない。。。
「あれ、どこだ?あった、あったBasic Columnsの中にあるのね。」
そうなんです。Basic columnsというカテゴリをまず選択して、やっとTextを発見します。ひと手間多いな~😅。
その後、「このテキスト形式のカラム、設定を変えようかな~」と思ったとしましょう。編集を選ぶと次のように表示されます。
おかしい。新規設置のときは、Basic Columnsがたくさんが隠れていて、その他のカラムもあったのに。今度はBasic Columnsがずらり。
なんで?なんで今度はBasic Columnsばかり表示されるの?
そこには、知っておきたいカラムの性質の違いがありました。気になりますか?気になりますね!?では、続きを読みましょう!
何が違う?Basic Columns v.s. Computed Columns
まずは、大きく2つの区分があります。Basic ColumnsとComputed Columnsです。この違いを知ることが、上で示した謎の現象が起こる理由を知るための手がかりになります😲!
Basic Columnsとは?
Basic Columnsとは、実際に列値を保持するカラムです。セルに実際の値が入っています。例えば、「りんご」とか「123」とか。カラム形式は、「文字列」「数字」「日時」などを選べますが、「列に値が入っている」ということに変わりはありません。
アプリを作り始めるとき、Googleスプレッドシートを取り込みますね。このGoogleスプレッドシート上のカラムは、みんなBasic Columnsとして扱われます。
Computed Columnsとは?
Coumputed Columnsとは、値が入っているかのように見える、本当は「列値を持っていないカラム」です。これはGlide独自の機能です。
イメージ湧きませんか?例えば、Excelを使っていると関数を使いますね。「=Sum(E5:E9)」とか(不正確かも、すみません)。あのセルの中には、「値」って入ってましたっけ?別のセルを集計して値を表示させているだけではありませんか?
そうです。値は入ってないですね。計算結果を表示させているだけです。実は、このCoumputed Columnsは、Excelの関数のセルと似たようなものだ、と思えばよいかと思います!
ですから、Glideテーブルもあくまで「スプレッドシート」の仲間、ということになります。純粋にデータを格納するためのデータベースとは違うのですね。
値がすでにあるカラムに、値のないカラムを設定できない
ということを踏まえて、もう1回カラムの設定を見てみましょうか?
カラムを新規設置するときは、Computed Columnsにするのか、Basic Columnsにするのか決めていません。だから、Basic Columnsと、Coumputed Columns(Relation以下のカラム)の両方が表示されます。
しかし、いったんBasic Columnsを選択してしまうと、カラムの編集を開けばこうなります。Computed Columnsがない。
まあ、仮説にすぎませんが、すでに実際に値が入っているカラムに、仮想的なカラムを上書きできませんよ~ということなんでしょう。
Basic Columnsが不要になってしまったら、Googleスプレッドシートでおとなしく削除しましょう(Glide側ではBasic Columnsは削除できません)。
Computed Columnsが欲しいなら、いらなくなったBasic Columnsをリサイクルするのではなく、新規設置しましょう。こちらはGlide上で削除し放題です。Googleスプレッドシートには、Coumputed Columnsは反映されませんからね。。。
ということで、、、話が雑駁になってしまったのですが、Coumputed Columnsが表示されない謎現象を理解いただけましたか?
データを操作するときは、このカラムはBasic Columnsか?Coumputed Columnsかを強く意識すると、何かとスムーズだと思いますよ~。
では、ビーダゼーン!
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