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おいしい野菜の話ではありません:ネットワーク接続型ストレージ「NAS」

「『ナス』にファイルを保存って…野菜の話か?」

はい、こんにちは!松井真也です。ネットワーク関連で、ネットワーク上で保存・管理できるストレージの話をしましょう。

今回はNAS(Network-Attached Storage)でございます!「ナスにデータを保存してあります」とか、仕事で聞いたことありませんか?

「もしかしてトマトにもデータを保存できるのかな?」と思った方、あなただけではございません。私も最初は「な…ナス!?」と思いまいたよw。

では、NASとは一体何なのでしょうか?この記事では、NASの基本をわかりやすく解説します。

では、いってみよう!

NASとは何か?

NASは、ネットワークに直接接続される外部記憶装置のことを指します。つまり、コンピュータなどからネットワークを介してアクセスすることができるストレージです。

上に書いた通り、日本では「ナス」と発音する方が多いです。ただし、英語では、たいてい「ナーズ」と発音します。

職場のネットワークで利用されることが多いですが、家庭内のLANでファイル共有用に使っている方もいるかもしれません。

NASは、本体機には外部記憶装置(HDDやSSD)、OS、制御用のソフトウェアなどが含まれていて、ファイルサーバとして機能します。

認証(誰が使っていいのか)権限(読み書きの許可)の設定などをする必要がありますが、GUIで操作できるものは、そんなに難しくありません。

NASの主な特徴

NASの大きな特徴として、導入や管理の容易さが挙げられます。小規模なオフィスや家庭用に最適ですね。

NASを使用することで、複数のデバイスから同時にデータにアクセスしたり、共有したりすることができます。

ファイルシステムやネットワーク通信機能(NICなど)が最初から内蔵されているので、導入が簡単です。

また、複数のディスクを備えていて、RAID機能を持つものもあります。私は以前、ミラーリング(RAID1;同じ情報を複数の装置に書き込む方式)で使っていました。

NASとDASの違い

NASとよく比較されるのがDAS(Direct-Attached Storage)です。いや、すみません、私はあまり聞いたことがありませんw。

DASは、コンピュータに直接接続される記憶装置のことを指します。NASやSAN(Storage Area Network)と対比するための用語です。コンピュータの筐体に内蔵されたり、外付けされたりするストレージです。

主に一台のコンピュータからのみアクセスされます。NASはネットワークを介して複数のデバイスからアクセス可能である点が、DASとの大きな違いです。

はい、本日はここまで!今回は、ネットワークに簡単設置して、ファイルサーバとして使えるNASのお話しでした!いまさらNASの話をしたのは、次のSANの話につなげたかったからです。

次回はSAN(Storage Area Network)の話をしましょう!

では!


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