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100mを5秒で走る思考法

人生で成功をするには、常識にとらわれず新しい発想を身につけたい。大きな成果を得るために、目の前のことをコツコツと積み上げたい。才能ではなく、努力で輝ける道を選びたい。

まさにそのすべてを体現した、意外な人物を紹介したいと思います。


100m走を5秒で走り抜けるレベルの大記録を打ち立てた日本人。

舞台はアメリカ・ニューヨークの独立記念日に行われる大会です。1人の小柄な日本人選手が、当時の最高記録を2倍更新する偉業を成し遂げました。

12分間にどれだけ多くのホットドッグを食べられるかの勝負で、当時の世界記録は25本。それを、小林選手はなんと50本を平らげるという大偉業を成し遂げました。

生まれたときからの才能では?体の構造が特別なんでしょう?手術した?

さまざまな憶測に対し、すべてノーと答えておきます。彼は、一般的な食事量で育ち、たくさんの仮説と検証の繰り返しによってここまでの記録を打ち立てたのです。

発想の転換!大食いコンテストを食事ではなくスポーツに。

その証拠に、翌年以降は2位以下も記録を爆上げします。みんなやればできるといことは、小林選手の成果は、工夫とトレーニングによるものだと想像ができます。

彼が最も優れていたのは、大食いコンテストのとらえ方を変えたことでした。他の選手が食事の延長線上で競う中、小林選手はスポーツとしてとらえ、科学しました。

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