地方創生の負けられない実験

今日は絶対成功してやるって話を書きます。

私は、大学から故郷を離れ、東京で仕事をし、家庭を持ちました。よくいる田舎から東京に出てきたやつです。

そんな私は、4年ぐらい前に所属していたコンサル会社で地方創生という名のもとに故郷の伊賀市の仕事を始めました。そして昨年独立し、今年伊賀市で会社を設立し、今は伊賀市と東京で2拠点生活をしています。

俗に言うUターンとは少し違いますが、半分そんなようなものだと思ってます。

地元への恩返し

若いときに故郷を離れ、そのまま都会で生活をしている人は多いと思います。私の友達にも沢山います。そんな友達と話していると、

「戻りたい気持ちはあるけど、仕事ないしなー。」

とか、

「給料安いし、戻っても面白いこと何にもないでしょ。」

ってみんな言います。戻りたい気持ちも故郷への恩返ししたい気持ちもあるのに、戻らない理由はそれなんです。

じゃあ、戻っても仕事があって、東京と同じように稼げて、面白ければいいんだよね!って話です。

東京一極集中の是正

今、地方創生で叫ばれている東京一極集中。Uターンをしてもらうだとか、若者を出て行かせないとか、そんなことをやっている自治体がすごく多いです。

でも、さっき書いた理由があるのにUターンさせることは出来ないし、若者が東京に行きたいという気持ちをなくさせることは、間違ってると私は思います。

私自身、東京に出て仕事をし、いろんな人と出会い、成長できた部分が大きいです。東京での仕事も誇りを持ってやっています。

高校時代、落ちこぼれに近かった私みたいなもんが、知識を持ち、自信を持って活躍できているのは、環境も大きな要因の1つです。

世界有数の都市である東京に憧れて、夢と希望を持ち、故郷から出ていくことは絶対に悪いことではない。むしろそれは褒められるべきことだと思います。

それを否定するのは、大人のエゴであり、地域のエゴだと思います。

で、東京に出てきた若者は、都会で揉まれて、成長し、立派になって、こう思うはずです。

「生まれ育ったあの街に恩返しをしたい。」

「東京で成長した自分の力を少しでも故郷に還元したい。」

それでいい。いや、それがいいと思います。

私の使命

私は、東京の大手の会社を辞め、故郷で会社を設立しました。「もったいないなー」とか「バカだなー」っていっぱい言われました。

でも、私が故郷で成功したら、誰もそんなことは言わないはずです。失敗したら言われた通りバカでしたって話です。

東京で鍛えた私が故郷に帰り、面白い仕事をし、稼げて、幸せな人生を過ごしていれば、羨ましくなるはずです。後に続く人が出るはずです。

逆に失敗し、キャリアを失い、稼ぎも少なくなり、ネガティブな人生になれば、誰も後には続かないはずです。「やっぱり無理だった!」「戻ったら負けだな!」ってなるはずです。

つまり私は実験台なんです。ここで、成功することが自分の幸せだけでなく、地域の幸せにつながることになる、壮大な実験です。

だったら絶対負けちゃダメで、故郷に恩返しをしたい人たちのためにも、夢や希望を持って東京に出て行く若者たちのためにも、故郷で成功し、こんな道があるぞってことを証明しなきゃいけないと思ってます。

だからこそ、成功しなきゃいけない。私の後に続く人たちのためにも、、

そして、それが本当の地方創生なんじゃないかと勝手に思って、勝手に責任を感じてます。自意識過剰かもしれませんが、、

「俺の背中見とけ、新しい道を証明してやる!」

なんて、自分を奮い立たせて頑張って行こうと思います!

ではまた

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