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胸郭出口症候群の原因は内臓にあった!?

一般的に胸郭出口症候群の原因として、小胸筋や斜角筋の筋肉が神経や血管を圧迫し症状がでると言われます。

しかしストレッチやマッサージをして一時的によくなるけど、なかなか改善されない方もいると思います。

その根本原因として内臓が関係しているかもしれません。
今回はそんな内臓がどのように影響するのかについてまとめていきます。

胸郭出口症候群のメカニズム

胸郭出口症候群の症状は腕への血管や神経が圧迫され、血流障害が起こることで症状が出ます。

特に圧迫を受けやすい場所として

  • 斜角筋隙

  • 肋鎖隙

  • 小胸筋隙

の三つが挙げられます。

では内臓はこれらにどの様な影響を与えるにでしょうか?

内臓の影響

体の捩れ

たとえば、体を左にひねったとき、内臓(特に肝臓や胃など)は右側に動きます。これは、体のバランスを保つためです。

また肩甲骨も内臓と同じ方向に動き、体のバランスを保ちます。


しかし、内臓の動きが癒着などにより悪くなると、体が正しくひねれなくなり、左右どちらかに偏った姿勢になりやすくなります。

そうするとその偏りに合わせた状態となるため、片方だけ巻き肩になります。このとき小胸筋の緊張によって巻き肩が起こります。

小胸筋が腕への血管と神経を圧迫し胸郭出口症候群となる可能性があります。

血流量の低下

内臓の癒着などによる動きの悪さは、内臓そのものにも大きく影響を与えます。特に肝臓は血液の60〜70%を保有しています。

そのため肝臓の動きが悪くなると全身に回る血液が減ってしまうことになります。

そうなると血流が途絶えやすくなり、ちょっとした動きや筋肉の凝りで症状が出てきてしまします。

アプローチ(対処方法)

今回は内臓に対してのセルフケアを二つお伝えします!

どこでもできる内臓のセルフケアです。内臓の動きが悪くなる理由としては、内臓に血が溜まりすぎている状態や、回りの癒着していることが多いです。

青の場所(肝臓)をアイスノンなどで冷やします。
そうすることで肝臓への血流を改善させます。

メカニズム(肝臓が悪い場合)

ストレス過多によりストレスホルモンを分解するため、肝臓が過剰に働く

肝臓をより働かすため血液を溜め込む
全身への血流量が低下する。

肝臓が重たくなり下がる。
また血液が溜まるため熱を持ちやすく、その熱により肝臓周囲のタンパク質が変質し癒着する。

肝臓の動きが悪くなり、体の捩れが起こる

重心を戻そうと体が捩れている側の肩甲骨が前にきて巻き肩となる。

小胸筋が常に緊張して硬くなる。

小胸筋の下にある腕への神経や動脈を圧迫し、痛みや痺れが出る。

まとめ

胸郭出口症候群は血流の影響によって起こりやすいです。
筋肉の硬さだけではなく内臓も原因になることを、ぜひ忘れないでください。


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