ニリンソウ

どれだけ君に誤って謝って
ありがとうって何回言えたかな
僕の声を好きになってくれる人がいるなんてね
この先現れると思ってなかった
あの夜、君は僕に優しいねって言ってたけど
君に合わせただけなんだよ
それから今日まで一緒に
寝て起きて、
好きあって抱き合って、
もう忘れれないよ君の心の体温を

今までの僕はわざと返信遅くしたり
女の子がいる飲み会に行っていいか聞いたりしてさ
無駄な嫉妬させてたけど、
君との恋に駆け引きはいらない
誕生日が同じだから運命も輝いて見えた
きっと死ぬときも一緒だったらいいなって呟いたよね
ずっと大切にしたい
それから今日まで一緒に
寝て起きて、
好きあって抱き合って、
もう忘れれないよ君の横顔を

君から履き出る愛の言葉に踊らされて
気づいたら先走っていた
真っ直ぐ過ぎた僕の好きが君を重くさせたんだ
心をやさしな手で鷲掴み
ああ、ああ、ああ
君がどこまで遠くに行ってもね
俺が必ず探し出す
君の声が聞きたくて必死に既読を待っていた
でもさ、もう終わりなんだと分かってんだよ

君から一つ返信

明日から来世まで一センチも
離れず横にいて
もう止まらない鼓動を感じていたい
それでも先に行くなら涙も拭わず君の背中を追ってくから
もう忘れないよ君の切なさを


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?