嫌われる勇気 〜アドラー心理学〜

アドラー心理学とは

過去の原因ではなく、今の目的に目を向けます。引きこもりの人を例に出しています。

「不安だから外に出れない」と考えるのが、フロイト的な考え

しかしアドラーは「外に出たくないから、不安である」という感情を作り出していると考える。

自分を例にとってみると、

朝起きられない時、

布団を出ると寒いから、起きれられないと考えるのがフロイト的な考え。

起きたくないから、布団を出ると寒いという感情を作り出していると考えるのがアドラー的な考え方である。


人生とはダンスだ

 「過程そのものを、結果とみなす」ような考え方を提唱している。僕たちは目的地に辿り着くまでの道のりは、目的に到達していないという点から、不完全であると考えてしまう。その目的に到達するまでの過程は、辛い日々の繰り返しであると考えてしまう。

 そして、その辛い日々は早く終わらせようと、目的地まで最短ルートで、効率的に到達しようと考える。しかし、アドラーはその目的地への道のりこそが価値あるものだと述べている。そして、その道のりを歩んでいる時点で、完結している。

 人生とは、この瞬間をくるくるとダンスするように生きる、連続する刹那なのである。

人生とは線ではなく、点の連続である


「本当はこれがしたいけど、やるべき時がきたらやろう」と考えてしまう。遠い将来に目標を設定して、今はその準備期間だと考える。これは人生を先延ばしにして生きることである、今やりたいことは今やるべきである。

そしてやりたいことに向かって努力している時間も本番である。

 つまりは、過去や未来などの存在しないことを考えて生きるのではなく、「今この瞬間」に必死で生きる。


私たちが目指すべき北極星は「他者貢献」である


他社の期待に応える必要なんて全くない。自分は自分の人生を好き勝手に生きればいい。自分自身が自分の人生を歩まないで誰が歩んでくれるのでしょうか。 

「他者貢献」をするという大義名分を掲げいる限りは、迷うことはないし、何をしてもいい。嫌われる人から嫌われて、自由に生きて構わない。

つまりは、自らの生きる指針に「他者貢献」という星を掲げていれば、常に幸福とともにあり、仲間と共にある。

変わらないのが楽


『もし〜だったら』と可能性の中に生きているうちは変われません。人はやればできるという可能性を残しておきたいのです。時間さえあればできる。お金さえあればできる、もう少し若ければ、等々やらない言い訳を探して、やればできるという可能性を残しておきたいのです。

 やりたいことをただやればいいのです、ただただシンプルな話です。そしてそのやりたいことで失敗するかもしれません。

しかし砕かれた夢を前にして、自分は成長できるかもしれせんし、別の進むべき道が見つかるかもしれません。夢を前にやらない言い訳を探して生きている限りは、その夢が実現できるかも分からないし、その夢が自分に向いているかも分からないのです。


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