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自分軸の私の物語

【息子編】

思うようにならない息子に、イライラし、暴言を吐き捨て、手を出したこともある自分は、我が子を愛することのできない、救いようのない、親である資格のない、生きている価値のない人間だと思っていました。


私の中のモンスターが小さくなり、姿を見せなくなったとはいえ、またいつ出現するのか、怖れていました。


しかし、セルフコーチングをしていくと、まさかの息子の幸せを願っている自分がいました。


世間の母親のように我が子の幸せを願っていたのだと気づくと、10年間の重石が「ふっ」と消えて軽くなりました。

これに気づくことができただけで、コーチングを学んだ価値はあったと思います。

「息子を愛している。」

自己愛にも結びつきました。

もし、おとなしく、育てやすい息子なら、抑えつけていた感情は出ないまま、過ぎていったのです。
怒りや情けなさをどん底まで味わったので、自分の内面を見つめる作業に至り、自己愛を得ることができました。

「モンスターも自分の一部」

それを認めることができた時、自分を許し、愛し、自分軸に戻っていくのを体感しました。

息子は、それを気づかせる為に私の元に来てくれたのだと思います。


今の息子は、私そっくり。(笑)

人の顔色を気にする
失敗は不安
注意されると、異常に落ち込む
繊細君

こんな息子を目にする度に、


「また見せられてるな~」


って思います。(苦笑)


きっと息子は、一生私に学びを与えてくれる存在なのだろうと。

息子が、周りの人に愛される存在でいてほしい、というのが望みなのですが、心配しなくても大丈夫だとも思っています。


知的障害を伴う自閉症

という診断名がついていますが、息子のことを不自由だとは思いません。

パパが早く亡くなりましたが、可哀想だとは思いません。


息子は、強くたくましく、人に愛を与えられる存在だと確信しています。


そして

息子に限らず、皆、生まれた時から、愛の存在なのだと。



今日も読んで頂きありがとうございました💖






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