20年ぶりのスペインは食と絶景と思い出がいっぱい①【6泊7日】【マドリッド】
はなぴきです。
今回は私のnote初となる海外旅行編になります🛫✨
行き先は、そう、”情熱の国”スペインです!
8月末の時期に約1週間行きまして、いよいよ飛行機に乗るぞ~という時にnoteのつぶやきから「スペインに行ってきますー!」とちょろっと投稿していました。すぐさまスキとコメントをいくつかいただき、楽しさ倍増で出発させてもらいました。本当にありがとうございます。😭
”20年ぶり”という風に書いている訳は、実はマドリッドに住んでいたことがあり、旅行 兼 思い出の場所を巡るという意味もありました。
スケジュールは、このような感じです。
1日目:マドリッド in
2日目:マドリッド市内観光
3日目:思い出の地巡り
4日目:世界遺産トレドへ
5日目:マドリッド→バルセロナへ移動
6日目:バルセロナ観光
7日目:バルセロナout
(3日目の思い出の地巡りは、ひたすら私の暮らしていた町や日常が出てくる記事になってしまうので‥(笑)限定記事にしようかと思っています!)
マドリッド編、トレド編、バルセロナ編の3部作にしますので、通しでスペイン旅行の様子を知りたい、各都市だけ読めればOKなど、読み分けられるよう工夫しています。ぜひご覧ください✨
結論、「1週間じゃぜんぜん足りないー!」です😂
1日目(日本→フランス→スペイン)
ゆっくり10時出発
初日は朝6時に自宅を出発し、成田空港には8時到着。ラウンジで朝ごはんを食べ、10時30分発のJAL便でシャルルドゴール空港(パリ)に向かいました。長距離フライトに乗れる自信がなかったので、お金をかけるところだと割り切って人生初のプレミアムエコノミークラスにしました。
プレミアムエコノミーの場合サクララウンジを利用することができるので、朝食はこちらで!
国際線のラウンジはゆったりしているし、ご飯は美味しいし、何よりお酒が飲める‥!ということで調子に乗って、朝から白ワインを飲んでしまいました。笑
搭乗後は、離陸から約1時間後に1回目の食事が!JALではプレミアムエコノミー限定で、スパークリングワインと焼酎が飲めるようでした。
ところで日本とスペインの時差は7時間。スペインは日本より7時間遅いです。
パリには17時50分に到着し、19時50分発のマドリッド行きイベリア航空に乗り換え、マドリッドには22時40分到着予定という流れです。
まる1日かけての大移動。搭乗した朝10時半は、スペインだと朝3時半になるので、食事を摂ったらなるべくすぐ眠るようにしました。
プレミアムエコノミーはやはり寝る際の快適さが違いました。左右・前後の席のゆとりがあるのと、フットレストやリクライニング機能が充実していました。
スペインへの直行便は私の渡航時点では存在せず(※イベリア航空が、2024年10月27日より東京/成田~マドリード線の運航を再開予定)、ヨーロッパに行くだけでも遠いのに、乗り換えもこの後控えていると思うとプレミアムエコノミーにする価値は大いにあると思います。
さて、シャルルドゴール空港に到着。開放感のある窓からは青空がのぞいていました!
次に乗る予定のイベリア航空までは2時間ほどあり、乗り換え時間としては余裕があって気が楽でした。
と、ここまで順調そうでしたが、ここからスペイン色が出てきます笑
スペイン人はみんな使う、¡vale!(バレ)という表現。
OKとか了解という意味で使いますが、私の感覚では「まぁ、いいよ」とか「仕方ないなぁ」とか「しゃーなし」という風なニュアンスに思っています。
スペインらしさとも言える この許容度の大きさは、良い意味でも悪い意味でも発揮されます笑。
今回乗った飛行機は、写真のように小さな機体。
大量の乗客と荷物がまだ乗り込んでいないのにこの時点で出発予定時間。急ぐ様子はなく、乗客も仕方ないよね~と肩をすくめる様子。笑
うん、うん、Vale!Vale!笑
無事機内に入れましたが、まだまだ続きます!
ここから離陸までさらに機内で30分待機、かつ2時間のフライト中、無料機内サービスは前方のビジネス席のみ!
「え、お水ももらえないの?」と私の周りの乗客もざわざわしていました笑
スペイン在住の日本人の方が、スペインから近国に移動するときにはイベリア航空は使わないと言っていた理由が分かりました!笑
接客サービスが悪いというよりかは、スペイン人の作る航空会社なので、こういう感じが別に普通。こののんびりさが本当に”らしい”。
(ちなみに帰りはエールフランス航空でしたが、2時間の間に軽食も飲み物も出ました笑 うんうん、ValeVale!)
喉がカラカラになりながら、無事バラハス空港に到着したのが夜の23時ちょうど。さすがに真っ暗です。
マドリッドで4泊したホテルは、マドリッドの玄関口ともいえる「アトーチャ駅」すぐのホテル「SLEEP’N Atocha」(スリーピン アトーチャ)。
このホテルを選んだ理由は、値段と、トレドやバルセロナに電車移動することを考えた時に便利だった点です。観光雑誌を読むと、のちに後述するプエルタ・デル・ソル周辺がおすすめと出てくるのでそこでもいいかなぁと思ったのですが、今回私を含め3名で行っていることもあり、荷物の多さと都度駅までの全員の移動費がかかることを考えると、はじめから駅近くのホテルにすることを選びました。
ただアトーチャ駅付近は観光の中心から離れているので、スペインらしいバルやショップはありません!もちろん必要最低限のものを買うコンビニや薬局があるので生活には困りませんが、アクセスをとるか、観光地らしさをとるかは人によって判断が異なるところかなと思います。
とはいっても、マドリッドの3大美術館が今回のホテルから徒歩圏内ですし、はたまたプラド通りとともに文化的景観として世界遺産に登録されたレティーロ公園も徒歩圏内なので、実際朝の散歩をしたりとアトーチャ駅付近もとても良い場所だと思っています!
さて空港からホテルへの移動ですが、空港→マドリッド市内はタクシーが定額になっていることから、タクシー乗り場に直行です。
マドリッドの正規タクシーは、白い車体に赤のラインが入っています。旅行中何回か乗りましたが、ぼったくるとか運転が荒いとかそういうことはなく、クレジットカードも問題なく使えますし、日本のタクシーと同じくらい快適です。
夜遅いこともあってか乗車までに20分くらい並びましたが、「何人?じゃあ あの車両に乗って~」と係りの人が誘導してくれノーストレスでした。
これもスペインあるあるですが、スペイン人はかなりの宵っ張り。スペインは21時頃まで空が明るく、夕飯は20時頃から食べ始めるのが普通です。訪問時はまだ夏休みだったこともありますが、23時台で子どもが沢山!
日本では考えられませんが、朝が遅くて夜も遅いスペインならではです。
そんな訳で、”海外で夜遅く移動するのは危ないし怖い”という思いをすることもなく、無事ホテルまで移動することができました。
ちなみに運転手にホテル名は伝わらず、住所を伝えました!
今回泊まったホテルは観光客向けの比較的安めのホテル。必要最低限の設備のコンパクトなホテルでしたが、綺麗でしたしグリーティングカードとウエルカムフードとして手作りクッキーが部屋に置かれていて、おもてなしの心が伝わるホテルでした!
2日目(マドリード市内観光DAY)
丸一日かけて移動してきた翌朝の時差ぼけと体調は‥?
かなり心配していたのですが、機内ではほとんど眠っていたのと、プレミアムエコノミーの甲斐もあってか、翌朝は10時頃に普通に起きられました。時差ボケもなく想像していたよりも元気でした!よかった!
行程マップ
さて、早速本日の行程をご紹介していきます!
ホテルから①のプエルタ・デル・ソルまでタクシー移動。
続いて、
②マヨール広場
↓徒歩2分
③サンヒネス:朝・昼ごはん
↓徒歩7分
④テアトロ・レアル(通過のみ)
↓徒歩1分
⑤オリエンテ広場(通過のみ)
↓徒歩5分
⑥王宮
↓徒歩1分
⑦アルムデナ大聖堂
↓徒歩7分
⑧サン・ミゲル市場
↓徒歩12分
⑨エル・コルテ・イングレス preciados店:夕飯調達
まだまだ続きます!
⑨で夕飯調達が済んだら一旦ホテルにタクシーで戻り、購入品を置きます。あわせて持ち物を最小限にして再び美術館見学に向かいます。(美術館見学なので貴重品くらいでOK)
ホテル
↓徒歩10分
⑩プラド美術館
↓徒歩10分
⑪ソフィア王妃芸術センター
↓徒歩30秒
⑫ホテル 終了!!
盛りだくさんの1日です。早速、みていきましょう!!
はじまりはプエルタ・デル・ソルから
マドリード市内観光の拠点ともいえるプエルタ・デル・ソルは「太陽の門」という意味。マドリッド自治州政府が置かれている旧郵便局が面しています。大晦日から新年にかけてはこの広場に大勢の人が集まり、年が明けたときに鳴る12回の鐘の音に合わせて12粒のブドウを食べる、という伝統行事が行われることでも有名です。
また、広場にはクマがイチゴノキに寄りかかる像が立っていて、市民の待ち合わせスポットにもなっています。
プエルタ・デル・ソルを今回の旅の出発点とした理由がありまして、広場には”スペイン各地に向かう国道の起点である0km地点”を表すプレートがあります。
スペイン旅はここから始まる、という記念にもなるので是非探してみてください。
絶品クリームパンで1日をスタート
プエルタ・デル・ソルに来たら必ず食べていただきたいのが、広場に面するLa mallorquina(ラ・マジョルキーナ)。外観が可愛らしいので、すぐに見つかります。
こちらのNapolitana(ナポリターナ)をぜひ食べて!
チョコ味とクリーム味がありましたが、私はクリームをチョイス。
サクサクのパイ生地の中に濃厚なクリームがたっぷり入っており、上には軽く焼いたアーモンドがトッピングされています。
外国のお菓子ならではのしっかりとした甘さが染みる~~。
元気をチャージして、マヨール広場の方に歩いていきましょう。
マヨール広場付近にはお土産屋さんが点在しています。スペインのサッカーチーム レアルマドリードのグッズや、フラメンコの衣装、パエリアを模したマグネットなど、眺めているだけでも楽しくなるスペインらしい商品が盛りだくさんです。
お店に入るときは、”こんにちは”にあたる¡Hola!(オラ)を大きな声で言えばOK!オを強めに、ラは添えるような感じです。スペイン語は日本語と同じく母音(a,i,u,e,o)で会話するので、日本人には聞き取りやすく話しやすいのがラッキー!
私は住んでいたとはいえ、ほとんどスペイン語を話せません。笑
このスペイン行きが決まってからは勉強するようにしてはいましたが、やはり現地のスペイン語の速さと勢いには最後まで圧倒されました。
ただスペインの方に共通するのが、頑張ってスペイン語を話そうとすることにすごく寛容で興味を示してくれること。
「日本と違って、スペインが世界で有名なのは、サッカーとZARAとチュッパチャップスくらいしかないからな~、HaHaHa~!」と陽気に話されるのを聞いたこともありますが(笑)、外国人に向けて自分たちを少し下げて笑いに変えられるってすごく無いですか!?
普通は、自分たちがどんなにすごいかという方向に行ってしまうと思うのですが‥スペインの国民性やマインドにほっとする・魅せられる日本人は多いのではと思う次第です。(私もその一人です!)
こんなお国柄なので、臆せずスペイン語を話してみることが大事!そして恥ずかしくないし、応援してくれるのがスペインです!
マヨール広場(Plaza Mayor)へ
日本語ではマヨールと書きますが、スペイン語だとyを濁点で読んでマジョールと読みます。
mayorとは「主要な」や「大きな」という意味で、マヨール広場と呼ばれるものはスペインの各地の都市や村に存在します。
昔はこの広場で闘牛やお祭り、演劇や政治的な審問など様々な行事が行われていたそうです。現在は綺麗な広場になっており、広場を囲むようにテラサ(スペインではテラス席のことをterrazaテラサと呼びます!)が出ていますが値段はやや高めです。
それにしてもスペインの空は本当に青い!日本のような湿気がないので、カラッとしているせいかとても青く感じます。
裏路地でチュロス&ホットチョコレート
マヨール広場から徒歩2分程のところにあるChocolatería San Ginés(チョコラテリア・サンヒネス)へ向かいます。
こちらは創業1894年の老舗ホットチョコレート屋さん。
まずは店内で注文&お金を払い、注文のかかれた紙を受け取ります。
店内/テラス/地下で食べられるようでしたが、圧倒的にテラスが人気。
テラスの場合は、空くまで待ちます。待つ場所が分からずぼけっとしていたら、店員さんにここにいてーと、テラス席近くの壁側に寄せられ‥。そのうち席があいたので案内され、紙を持っていかれ、待っているうちに 注文していたチュロスとチョコレートが届きました!
何が正解だったのかわかりませんが、とりあえず出てきました!笑
スペインのチュロスは日本とは違い、砂糖はかかっておらず素揚げです。ここに甘~いホットチョコレートをからめることで、さくさくとしみしみが交ざった幸せな歯ごたえを楽しみつつ、ガツンとくる甘さが病みつきになります。
スペイン人はこれを朝ごはんに食べることが多く、その辺りの喫茶店のメニューにも普通にあったりするので、出勤前のサラリーマンがチュロスをさっと食べて出勤する姿はよく見かけます。
こんなに甘いものをよく朝から食べられるね!と思うのですが、スペイン人曰く、日本人はよくあんなにしょっぱいものを朝から食べられるね!と思うそうなので、うーんお互い様なのでしょうか‥?笑
裏路地の通路のテラス席で食べるチュロス‥。ヨーロッパに来た!テラスで食べてる!飲んでる!という気持ちになれるので、混んでいてもテラス席をおすすめします!
代々の国王が暮らしていた王宮へ
お腹が膨れたところで、20世紀前半まで代々のスペイン国王が暮らしてきた宮殿、マドリード王宮に向かいましょう。徒歩10分程です。
途中、テアトロレアル(オペラ座)を通ります。
王宮の東のオリエンテ広場の方から来ているので、そのまま奥の建物沿いに左へ(南へ)進みます。
王宮のちょうど反対側(正面)にはアルムデナ大聖堂があります。
こちらは、現国王フェリペ6世とレティシア妃の結婚式が行われた場所としても有名で、屋上展望台からの眺めがとても良かったので、あとでご紹介します!
さて王宮に入る際には入場料がかかりますが、時間指定をして事前にチケットを購入することも可能です。私はこの事前予約をしていきましたが、この日は平日だったこともあってか、当日券でもそれほど混んでいませんでした。
でも調べてみると長蛇の列になることもあるそうなので、事前予約していった方が良さそうです‥!
ちょっとしたセキュリティチェックを抜け、いざ中へ!
広場を抜けて、建物の中に入ります。
大階段の先には‥
待ち望んでいたヨーロッパの建築、装飾、彫刻、絵画の数々。
荘厳できらびやかな空間に終始”すごい”としか言葉が出ません。笑
1時間ちょっとでまわることができました。
途中から、写真だとどうしても本物の良さが伝わらないなぁと思い、写真は最低限になってしまいました!笑
現国王一家の説明パネルもあり、脈々と続くスペイン王家の歴史を感じられました。
現在の宮殿は、過去に火災で焼失しており、フランスのヴェルサイユ宮殿を参考に再建されたとか。確かに通ずるものがあったように思います👑
アルムデナ大聖堂は屋上に行くべき!
行くべき、と言い切ってしまったのですが、それくらいぜひ行っていただきたい場所です。
というのも、アルムデナ大聖堂は無料で入ることができますが、屋上は有料となります。
無料で入るにはバイレン通りから(=大聖堂の脇側から)入る必要があり、
王宮のちょうど真正面側に行くと有料のコースになります。
ちなみに大聖堂の屋上に向かう際、建物にはエレベーターが付いてはいるのですが、本当に必要としている人(車椅子の方など)に向けてなので健脚であれば階段でのぼらされます。
また、ただのぼるだけではなく展示スペースもあったので、展示品をみられる点でも有料の価値ありです(ただし写真撮影は禁止)。
途中、王宮全体を眺めることができましたが、青い空に白い建物がよく映えます!
屋上からの景色はこちら。
王宮のあるこの辺りは一帯より高台にあったようで、マドリッド市内をよく見渡せました。後にも先にもマドリッド市内を見渡せる機会(=このような高い建物にのぼる)は一度もなかったので、マドリッドの街並みをこうして落ち着いて眺める時間をもてて良かったと思っています!
先ほどの地上からの写真でいうと、矢印の2箇所まで登れる、ということになりますね!
急ぎ足でまわって20~25分ほどで戻ってくることができました。
続いて、大聖堂の内部です。
比較的シンプルな造りですが、天井は高く、ベンチに座ってじっくり内部を鑑賞すると心が落ち着きました。
ぜひ王宮とセットでまわっていただきたいスポットです。
タパスづくしのサン・ミゲル市場
マヨール広場方面まで戻り、サン・ミゲル市場(Mercado de San Miguel)に行ってみます。
こちらは観光雑誌でもよく紹介されている、食べ歩きのできる市場です。
右も左も、様々なピンチョス(おつまみ)が並びます。
値段をみて驚いたのが、結構高い。そして値段のわりに量が少ないのと、どこかスペインらしくない盛り付けや売り方‥
発泡スチロールのお皿で売られていたり、どうも観光客向け感が強く気になりました。
人は多く活気はありましたが、食べる気にはならず早々と退散です!
エル・コルテ・イングレスでデパ地下お惣菜を堪能
この日はこのあとも予定が控えているので、中心街にいる間に早めの夕飯調達です!
プエルタ・デル・ソルにあるスペインのデパート「エル・コルテ・イングレス (El Corte Ingles)」Preciados店 へ。
向かったのは「グルメ・エクスペリエンス」と呼ばれる地下のグルメコーナーです。ワイン、生ハム、チーズ、デリ、スイーツなどが売っており、基本は量り売りです。
写真手前の機械で整理券をとり、番号が呼ばれたらお店の人に注文します。
トルティージャ、ボケロネス(イワシの酢漬け)、クロケッタ(クリームコロッケ)、パプリカのマリネ、オリーブのピンチョスなど懐かしいスペイン料理を少しずつ購入。
そして別の専門店で少し奮発して、お店で1番高い生ハムとチーズ、バケットを買い大満足です!笑 日本でもそうですが、デパ地下の食材は安くはないですがその分足が切れているのが良いところ。美味しいものが必ず手に入るので、買う場所に迷ったらとりあえずエル・コルテ・イングレスに行く、というのも全然ありだと思います。このままタクシーでホテルに戻ります。
プラド美術館の無料開放へ
マドリッドでは、
・プラド美術館
・ソフィア王妃芸術センター
・ティッセン=ボルネミッサ美術館
の3大美術館が有名です。
すべての美術館で無料開放の時間帯があるのをご存知でしょうか!
無料開放時間はどれも2時間~4時間と短いので、美術館をじっくりみたいという方には向いていませんが、はなから見たい作品が決まっていて良いとこどりできればOKという方には、ぜひ利用してほしいです。
ホテルからプラド美術館は徒歩10分、
ソフィア王妃芸術センターは徒歩30秒、
ティッセン=ボルネミッサ美術館は徒歩15分という立地です。
今回はプラド美術館とソフィア王妃芸術センターのみ行きました。
この日は月曜日だったので、まずは18時からのプラド美術館の無料開放に急ぎます。プラド美術館の展示品数を調べてみたところ、絵画8,600点、彫刻700点以上に及ぶという書き込みも。1日かけても見切れないかもしれません!
18時の10分前くらいに着きましたが、すでに長い列が!
18時になればみんな一斉に入れるわけではなく、先頭から順に入っていくので、無料開放が2時間用意されていても実際に鑑賞できる時間は2時間を切ります。私は40分くらい並んで中に入りました!
ちなみにプラド美術館には、おそらく矢印の4か所に出入口があるようなのですが(もしかしたら出口だけのところもあるかも)、青の矢印の入口が正規の入口のため、無料開放時は青の矢印から伸びる列に並ばされました。
私が18時10分前に並び始めた際、ちょうど星のあたりが最後尾でした!
プラド美術館にはたくさんの展示品がありますが、私が観たいと思っていたのは、ベラスケスの『ラス・メニーナス』、ゴヤの『着衣のマハ』『裸のマハ』『1808年5月3日』『我が子を食らうサトゥルヌス』、エル・グレコの『聖三位一体』など。観たいと思っていた作品は全て観ることができました!
なかでも『ラス・メニーナス』は1番の人気で、常に人だかりができていました。写真撮影は禁止なので、しっかり目に焼き付けます👀
ソフィア王妃芸術センター『ゲルニカ』
本日の最後のスポット、ソフィア王妃芸術センターへ。
こちらでの目的は、ピカソの『ゲルニカ』です。
19時から無料開放が始まっていて、20時近くに着きましたが、プラド美術館とは違ってほとんど待たずに入れました!
ゲルニカの前にはひときわ人だかりが‥!こちらの美術館は写真OKです。
その他にも色々と作品をみて今日の予定は全て終了です。
ちなみにダリの『大自慰者』はパリに行ってしまっていたそうで、この日は観ることができませんでした。
建物の中心には中庭があり、のんびり過ごしている人の姿もちらほら。
ちなみにこの時点で夜の20時半過ぎです!
外は明るく、あまりにもみんなのんびり過ごしているので時間感覚がほんとうにおかしくなってしまいます!笑
ホテルはすぐ隣なので戻ってご飯を食べたらすぐに爆睡‥!
初日から色々とまわってアクティブな1日でした~。
3日目以降は別の記事でご紹介します!お楽しみに🌟
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▼3日目:思い出の地巡り in Madrid の記事はこちら
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