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人生に役立つ覚えておきたい言葉”人間万事塞翁が馬”

今回のテーマは、言葉です。
皆さんは、どんな言葉を糧に普段の生活をがんばれていますか?
ぜひコメントで教えてください、

では本題へ。
今回皆さんに教えたいことばは

人間万事塞翁が馬

です。
これは中国の故事成語 塞翁が馬から来ています。

人生で遭遇することの吉凶や禍福は、変転きわまりなく、容易にさだめがたい。一見悪いことがよいことにつながり、逆によさそうなことが悪しきことにつながっていく。「塞翁が馬」ともいう。



[使用例] 農夫は憐れに思った様子で、懐から財布を取り出しいくらかの金を与え、「人間万事塞翁の馬。元気を出して、再挙を図るさ。人生七十年、いろいろさまざまの事がある。人情は翻覆して洞庭湖の波瀾に似たり」と洒落たことを言って立ち去る[太宰治*竹青|1945]



[解説] 「淮南子―人間訓」の次のような故事によることば。中国の北の国境に住む老人(塞翁)は占いをよくした。彼の飼っていた馬が胡の国へ逃げてしまい、皆が慰めたが、老人はそれを幸運の訪れと予言し、そのとおり、後にその馬は胡国からりっぱな馬を連れて帰ってきた。皆が祝福すると、老人はこれを不運の兆しだという。実際、その後、老人の子がその馬から落ちて足の骨を折ってしまう。そこで、皆が慰めると、今度は、これが幸運のしるしだという。息子はそのけがのために、後に戦争に行かずにすむのである。

コトバンク

筆者の個人的エピソード

最初に出会ったのは、漢文の授業でした。話は少し逸れますが、言葉との出会いという意味で古文、漢文の学習は大事なのかもしれません。
話は戻りまして授業で触れたときはこの言葉は特にこれといった印象は残っていませんが、再開したのは、共通テスト後(旧センター試験)でした。この時が大きかったです。普段の模試の点数よりも、本番の点数が低く、当時、とはいっても数か月前、正直絶望していました。
そんな時に25歳の仲の良い知り合いに言われたのでした。
「確かに勉強してきて結果悪かったら、つらいと思う。けど、人間万事塞翁が馬ということわざにもある通り、実際それが悪いとは限らないんだよ。」
このように言われたときはもちろん絶望の最中の僕には届きませんでした。しかし、次の日意味を調べて、自分なりに解釈しなおすことで、精神の安定につながったことは間違いありません。

当時の自分の考えた再現
前;今回本番の試験は失敗であった→ああ、もうだめだ
後;今回のテストは失敗した→まだ2次試験があるから、それに備えよということだったのだろう。→成功した人よりも勉強量増やせる。それにまだみんな取れていない可能性もある。というように、一見ネガティブにしか、考えられないことをポジティブに考えるきっかけになってくれました。
結果は知っての通り、おちてしまいましたが、、



こんな時に思い出してほしい


失敗して、どうしようもない
気持ちの時

理由は自分の考えをネガティブだけにとらわれないようにするから。
人生よく見えても、悪く見えても実際はどうかはわからないのである。ということは一度自分を冷静にしてくれる気がします。

最後に

この言葉は僕にとっての座右の銘です。
今回は初めて言葉をテーマにしたので、一番好きな言葉を選びました。
皆さんのこころの端っこにでも残っていたら幸いです。
もしなにかでつらいときはこの記事に戻て来てください。


※解釈が専門家ではないので、異なることがありますが、ご了承ください







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