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【アニメ】SPY×FAMILYの映画観てきたよ

 やっぱりSPY×FAMILYは家族の物語。今回の映画だけでSPY×FAMILYはどんな物語なのかが分かる。偽りの家族が本当の家族になるまで、いやもう偽りの家族なんかじゃなく、彼らは家族なんだ。

もう主題歌から愛を感じる


映画だからアクションに力が入ってたのもあるし、
絵もきれいで始終ワクワク、ドキドキ。
そしてやっぱりSPY×FAMILYらしく喜劇だった。

エンディングに星野源を持ってくるのも最高だったと思う。
喜劇の続編の歌。
もうそんなのSPY×FAMILYそのものじゃん。
第1期第1クールのアニメのオープニングエンディングと同じ髭男と星野源を持ってくるところがもう愛。
アニメが、この作品が愛されてる証拠だよ…。

ロイドの家族愛


この映画でロイドはずっとアーニャとヨルの2人と離れたくなくて足掻いてた。

最初に任務を外されるって言う話になったときから、どうやったら任務を外されずにこのまま継続出来るかを考えてる時点で、この任務を誰かに任せる気なんてさらさらない。

今の家族を愛してるやんロイド。
あなた本当に家族が好きですね。
とっても素敵な映画だったよ。

アーニャの子供らしい無邪気さが眩しい


アーニャは言葉にならない、その人の感情を読み取ることができるんだと知れたのも映画のおかげかな。

父や母の感情の中で言葉で描写されない部分もしっかりと察していた。
こういうところを見ると、あーこの子は小児で周りに他人しかいないそんな環境で育って大人も子供も関係なく、誰かに気を使いながら生きてきた子だと思い知らされる。

だからそんなアーニャが、こんなに喜怒哀楽を顔に出して、自由に動き回って、子供らしくいられるのはロイドとヨルのおかげなんだ。
そう思うと余計に家族っていいものだなぁと思う。
血なんて関係ない。

この人たちと家族になりたいとお互いに思えば家族になれるんだ。
お互いが家族になりたいと願うから家族になれるんだ。

やっぱり家族愛


というか、ロイドのヨルさんへ対する盲目的な信頼は何なんだろう?
本来の彼だったら彼女の多々ある不審な点を見逃さないと思う。

そういった観点から見ると、ロイドのヨルさんへ対する盲目的な信頼は恋に踊らされて、
騙されていることに気づかず、彼女に尽くしてしまうような盲目さのように感じた。

観覧車の中でヨルさんに伝えていた思いは、
裏の声が何にも聞こえず、まっさらな状態だったし、
(描写されなかっただけかもしれないが)
観覧車から降りた後のアーニャの安心した顔を見るに本音だったのだと思う。

スパイとしての打算とか裏の思いを一切入れずに、
ヨルさんと共に支え合っていこうと伝えていたように思う。

ロイドあなた気づいてないだけでヨルさんのこともアーニャのことも愛してるよね?
失いたくない存在だよね?

家族を亡くして家族を愛せなかったロイドと家族がいなくて家族を愛せなかったアーニャを繋ぐのは、弟がいて家族を愛してきたヨルな構図。

3人ともお互いの足りないものを補い合ってる。
もうパズルのピースがハマったかのような愛。

ついでにノベライズ版の感想


ピーナッツバターのピザは、ヨルさんがオムレツを作るのを阻止する為に娘と父が咄嗟に結託して生まれたんだな。
娘の言葉に素早くのる父面白いな。
咄嗟に出たのはピーナッツバターのピザて。
それに肉のトッピングて。
どんな味やねん。
メレメレより気になるぞ、ピーナッツバターのピザ〜肉を添えて〜

ヘンダーソン先生の紹介「エレガントさと厳しさで知られる教師」。
周りにエレガントさで知られてるの面白すぎる。
さすがヘンダーソン先生だ。

「無邪気にはしゃくアーニャ」の「背後でいそいそと雪ダルマを作っていたヨル」
あの一瞬のほんわかシーンが想像出来る文で良い。
映画で軽々と等身大の雪ダルマを作ってわ。
さすがヨルさんと思ったシーン。

デップルの不倫はシルヴィアが仕組んだことだったのか…
しれっと黄昏に協力してたんだなぁ。

やっぱり愛で出来たお話だったなぁ。

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