知識理解と有効活用の大きな壁

自分の過去が他人に驚かれるレベルにひどいものだと知って、考え方を変えるべくカウンセリングなどで自己分析をしています。

過去と現在を比較する出来事に出会うたびに元気な時であれば、「一般的にはこれが当たり前なのか、生きやすい世の中なんだな」と考えることができます。
しかし、心身が崩れ始めるとそのように考えられないもので、「他人はこれだけ恵まれている状況で辛いと言っているのか、自分がしんどいと思うものは他人にとってどれくらいの辛さなのか」と他人と自分の辛さの感じ方を比較するという愚かなことを始めます。人それぞれなのが当たり前なのに。

足りないのが当たり前で辛いと言ってはいけない、辛いなら自分で何とかしなければいけないと学んできた自分には、弱音を吐いてもいい、休んでもいいというのがいまいち理解できず、辛いのは気のせい、自分で乗り越えるのが当たり前と自分を苦しめています。その考え方で生きていると何とかなったりするのがより考え方が固まって変わらない大きな原因のような気がします。

知識としては理解しているが、自分が知識を利用するまでにはたどり着いていない。有効利用できていない知識が多く、他人には知識をもとに行動できるのに自分には利用できない苦しみがまだまだ残っていると感じています。

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