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☆21才達〜ユーロで見かけた四人組   

 サッカーのヨーロッパ選手権、ユーロと呼ぶが、決勝を残すのみとなった。応援する国も選手も特にないが、習慣なのでWOWOW放送分は全部見ている。

 サッカーの試合を観る時は、全ての手を止め、約2時間テレビの前に拘束される。目を離すと、流れるようなカウンターや、ナイストラップなんかを見逃してしまうし、あとはやっぱりそれが習慣だからだ。

 今回のユーロ、21才組と私が呼んでいる4選手が、見ていてとても楽しい。スペインのペドリ、イングランドのベリンガム、ドイツのムシアラ、フランスのカマヴィンガだ。

 ペドリは、傷だらけの儚い感じが母性本能をくすぐる。ムシアラは、田舎から出てきた純朴な少年風でかわいい。ベリンガムとカマヴィンガは、悪ガキっぷりがすごい。選手が本当はどんな人物か、全く興味はない、ただ試合前とか試合中の表情や振る舞い、プレーなどを見て抱いた印象だ。

 完全に、50才のおばちゃん目線。ドイツ対スペイン、クロースのペドリに対するタックル、自動車事故の様だった。ペドリは試合開始5分で交代となってしまい、その時の涙におばちゃんは胸を打たれてしまった。クロースのヤロー、と悪態をつく。しかも、ペドリに代わって出たダニオルモが1点1アシスト、そういう悲劇的な感じがおばちゃんとしては尚、ほっとけなくなる。プレーに関する評価など無関係な、完全にずれた目線で楽しんでいる。


#エッセイ #やもめ #サッカー #ユーロ

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