386: Kylie Minogue / Can't Get You Out Of My Head

INXSのマイケル・ハッチェンスが、1990年代の初頭、浮き名を流したお相手は、カイリー・ミノーグでした。
カイリー・ミノーグは、生まれも育ちもオーストラリア。子役として女優デビューもしています。
にもかかわらず、UKのイメージがあるのは、やっぱり1988年の「ラッキー・ラヴ」のインパクトが強すぎたせいでしょう。
当時「ユーロビート」でUKを席巻していたストック・エイトキン・ウォーターマンのプロデュースで、UK1位となっています。
その後は低迷期もありましたが、衝撃的なイメージチェンジとなったのが2001年のこの曲。
大胆なスリットの入った白い衣装を着て踊るMVは、「見えてるんじゃない?」と思わずドギマギする(←死語)ほどのセクシーさでした。
背景はCGを駆使していますが、現代のCGを見慣れた目からすると作り物感が丸わかりで、テクノロジーが進化するスピードの速さに驚かされます。
この曲は、ヨーロッパ各国で1位となったのみならず、USでも久々のTop10入り(7位)を果たし、「カイリーちゃん復活!」を世界中に宣言することとなりました。

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