494: Ramones / Bonzo Goes To Bitburg 12 Shiny_Shin 2022年5月12日 23:43 ラモーンズの曲の中では異色ともいえる、政治的メッセージ色が強いナンバーがこの曲。この曲も、大部分を書いたのはディー・ディーと言われています。1985年にUKでシングルリリース(UK81位)され、その後、1986年リリースのアルバム『アニマル・ボーイ』(US143位/UK38位)に収録されています。「ボンゾ」とは当時のアメリカ大統領ロナルド・レーガン、また「ビットブルク」は第2次世界大戦の戦死者が眠る墓地の所在地ですが、この墓地には、ナチスの親衛隊メンバーも葬られていたことから、レーガン大統領が訪問した際に、論争が起こっています。そんな自国の大統領に対して、ここでは「ヒットラーのチルドレンになるなよ!」という強烈な言葉が向けられています。ただ、そういうことは抜きにして、ここでも彼らのストレートなロック・サウンドとポップなメロディーは、いつも通りの存在感を示しています。セールス面では成功と無縁でしたが、ラモーンズはロックの歴史に大きな足跡を残し、後の世代のミュージシャンに多大なる影響を与えた、偉大なるバンドであったと思います。 #音楽 #動画 #ラモーンズ #レーガン大統領 #ボンゾ #ディー・ディー・ラモーン #アニマル・ボーイ #ビットブルク墓地 #ハンギング・アップサイド・ダウン 12 この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか? サポート