665: The Doors / Light My Fire

私、ドアーズは大好きなのですが、去年の1月に「ラヴ・ストリート」を取りあげて以来、1年10か月もインターバルがありました。
まあ、つながるきっかけがないと、こういうこともあります。
そんなドアーズの代表曲と言えば、まあ問答無用でこの曲になるでしょう。
1967年リリースの1stアルバム『ハートに火をつけて』(原題は『The Doors』)(US2位/UK43位)から、全然ヒットしなかった「ブレイク・オン・スルー」(でもライブの定番曲)に続く、2ndシングルとしてリリースされました。
すると、3週連続US1位の大ヒットとなり、一気にメジャー・バンドの仲間入りを果たすことになります。
また、エド・サリヴァン・ショー出演時にこの曲を歌い、「事件」を起こしたことも、今ではロックの歴史の1ページとなっています。
この曲、アルバム・ヴァージョンは約7分あり、長すぎてラジオで流れないだろうと、3分弱のシングル・ヴァージョンが作られましたが、ほとんどのラジオ局がアルバム・ヴァージョンの方を流したと言われています。
「長い間奏があってこその、この曲」と、誰もが思ったということでしょう。
その反動で、このシングル・ヴァージョンはいつ聴いても違和感アリアリです。

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