248: Roger McGuinn / Ballad of Easy Rider

奥田民生「イージュー・ライダー」は、もちろん、超有名映画のタイトルのパロディ(と言うより親父ギャグレベルのダジャレ)。
1969年に公開されたアメリカン・ニューシネマを代表する作品ですが、音楽でも、ステッペンウルフの「ワイルドでいこう!」がUS2位/UK30位を記録するヒットとなっています。
この映画の製作・監督・脚本かつ主演のピーター・フォンダは、当初テーマソングをボブ・ディランに依頼するも、ディランは断り、代わりに歌詞の一部を走り書きし、「これをロジャー・マッギンに渡してくれ」と伝えたとされています。
そして、それを受け取ったマッギンが完成させたのがこの曲です。
アコースティック・ギターの弾き語りに、ハーモニカ(バーズのジーン・パーソンズによる演奏)という組み合わせが、なかなか味わい深いサウンドとなっています。
この後、バーズでもカヴァーしていますが、ちょっとオーケストラ・サウンドが厚過ぎるように感じます。
個人的には、フェアポート・コンヴェンションによるカヴァー(『アンハーフブリッキング』のボーナス・トラック)がお気に入りです。

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