218: U2 / Sunday Bloody Sunday

ジョン&ヨーコの「Sunday Bloody Sunday」と、同じ事件について書かれた、同じタイトルの曲です。私と同世代だと、こちらはリアルタイムで聴いた、という方も多いかも知れません。
今ではアイルランドを代表するバンドとなったU2が、まだ高い可能性を秘めた若手バンドの1つに過ぎなかった1983年にリリースした3rdアルバム『WAR(闘)』のオープニングを飾ったのがこの曲でした。
マーチングバンドのようなドラムが印象的なこの曲、あたかも市民のデモ行進を描写しているかのようです。そこに重なるギターのアルペジオ。いかにもジ・エッジらしい鋭いサウンドです。
このアルバムからは、「ニュー・イヤーズ・デイ」が初のUKトップ10ヒットとなり、USでもチャートイン(53位)。アルバムもUK1位/US12位と大ヒットし、『ヨシュア・トゥリー』での世界制覇への布石となります。
それにしても、このライブ映像、38年も前だけあって、みんな若い!

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