283: Duran Duran / Save A Prayer

「ニューロマンティクスの代表的バンド」で何を挙げるか、人によって意見は分かれるところでしょう。
個人的には、デュラン・デュランかなぁ~、という印象です。
当時、私は小学校高学年から中学1年くらいで、まだそんなに音楽を聴きあさるという感じではなかったので、自分から聴いていたというより兄が聴いているのが自然と耳に入ってくると言う状況でした。
それでも、当時ヒットしたシングル曲は、今でもほとんど覚えているくらいなので、強いインパクトがあったということでしょう。
この曲は、2ndアルバム『リオ』の収録曲でしたが、個人的には1984年リリースのライヴ・アルバム『アリーナ』の曲と言う印象が強いです。
やはり、自分でレコードを買って何回も聴いたというのが大きいですね。
この曲、派手さはないのですが、哀愁漂うシンセサイザーのフレーズが、いかにもヨーロッパ的で、サビのコーラスとともに、自分の中では、初めて『英国の音楽』を意識した曲だったように思います。
それにしても、このMV、ほとんどサイモン・ル・ボンしか映っていないですね。キーボードが印象的な曲なのだから、せめてニック・ローズはもう少し映してしかるべきでしょう。外見も一番ニューロマンティクスっぽいですし。

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