582: Siouxsie And The Banshees / Dear Prudence

スージー&ザ・バンシーズのシングルで、最高位を記録したのは、ビートルズ・ナンバーのカヴァーでした。
アルバム『キス・イン・ザ・ドリームハウス』を最後に、ギターのジョン・マッギオークが体調不良のため脱退します。
その後任として参加したのは、ザ・キュアーのロバート・スミスでした。
この体制による初のリリースとなったのが、1983年9月のこのシングルで、UK3位まで上昇する大ヒットとなりました。
1stアルバムでも「へルター・スケルター」をカヴァーしているように、彼らはビートルズの作品の中でも『ザ・ビートルズ(ホワイト・アルバム)』が好きなようですが、どちらもかなり個性が強いだけに、安直にはカヴァーできない曲ではあります。
その後、この体制でアルバム『ハイエナ』をレコーディングしますが、ロバート・スミスはザ・キュアーの活動に専念するため、アルバムリリースと前後して脱退しています。

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