552: Genesis / Invisible Touch

マイク&ザ・メカニックス「ミラクル」がヒットしたのは1986年初頭でしたが、この年の6月には、本家のジェネシスが『インヴィジブル・タッチ』(UK1位/US3位)をリリースし、大ヒットを記録します。
アルバムの表題曲にして、1stシングルとなったのがこの曲。バンドにとって唯一のUS1位を獲得する大ヒットとなりました(UK15位)。
まあ、一聴して分かるように、かつての「プログレッシヴ・ロック」時代とは別のバンドと言ってもいいポップなサウンドですし、そのせいか、評論家筋からはあまり評価されていない作品ですが、個人的には「勝てば官軍」なんじゃないかと思います。
しかし、今思うと、この時期のフィル・コリンズって、自身のソロとバンドだけでなく、サントラ参加や他のミュージシャンとの競演もあり、尋常じゃないペースでヒット曲を量産していました。
「世界一忙しい男」と言われたのも、納得です。

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