1017: Jesus Jones / Zeroes And Ones

タイトルに「ゼロ」を含む曲って、あまり多くないような気がします。
1990年代初頭に、デジタル・ロックで大成功を収めたジーザス・ジョーンズ。
そんな彼らが1993年にリリースした『パーヴァース』(UK6位/US59位)は、インダストリアル色を強めた力作であったにもかかわらず、セールス面では全く振るわない結果となりました。
当時は、ブリットポップが大きなムーヴメントへと盛り上がりつつある時期で、彼らのデジタル・サウンドは、完全に取り残されてしまうこととなります。
アルバムからシングルカットされたこの曲(UK30位)も、当時、トレードマークであったスケーター・ファッションとともに「時代遅れ」という印象でした。
今聴くと、なかなかカッコいいと思うのですが...
人気を維持し続けるのって、本当に難しいんだなぁ~、と思います。

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