631: Buffalo Springfield / Bluebird
その中の1つに、バッファロー・スプリングフィールドの『バッファロー・スプリングフィールド・アゲイン』(US44位)があります。
トラブル続きで、わずか2年で解散してしまったバンドが残した傑作アルバムです。
結成当初のはっぴいえんど(というか、改名前のヴァレンタイン・ブルー)は、このアルバムに収録されていたこの曲(US58位)をカヴァーしていました。
スティーヴン・スティルスが書いた作品で、ファズの効いたギターが印象的ですが、最後は唐突にバンジョーが曲を支配するという、いかにもサイケデリックな展開です。
かつて自分たちがカヴァーした作品が録音されたスタジオで、自らのアルバムをレコーディングできるというのは、ミュージシャン冥利に尽きるでしょう。
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