277: Eric Clapton / I Shot The Sheriff

シェールの『3614 ジャクソン・ハイウェイ』(US160位)と、エリック・クラプトンの『461 オーシャン・ブールヴァ―ド』(UK3位/US1位)。
ジャンルも売り上げも全く異なる作品ですが、いくつかの共通点があります。
まず、アルバムタイトルが「住所」にちなんでいること。
シェールの方は、昨日も書いたようにスタジオの住所ですが、クラプトンの方は、アルバム録音時に住んでいた住宅の住所でした。
また、それぞれの作品が、新しい音楽の知名度を高める契機となった点も共通しています。
シェールがレコーディングしたマッスル・ショールズ・スタジオは、その後、サザン・ロックの聖地として、多くのミュージシャンがレコーディングに訪れ、数々の名作を世に送り出します。
一方、クラプトンがカヴァーしたこの曲は、シングルでもリリースされ、UK9位/US1位の大ヒットとなり、レゲエ、そしてボブ・マーリーの名を世界中に知らしめることとなります。ちなみに、この曲、クラプトンにとって唯一のUSナンバー1シングルです。
共通点はまだありますが、続きはまた明日。

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