892: Sonic Youth / Silver Rocket

今日は「ロケット」つながりです。
ソニック・ユースの代表作と言えば、インディ・レーベルから最後のリリースとなった1988年の『デイドリーム・ネイション』(UK99位)を挙げる人が多いのではないかと思います。
アルバム2曲目に収録されたこの曲、始まりはパンク・ロック風ですが、中間部で登場するギター・ノイズで埋め尽くされたアヴァンギャルドなサウンドこそ、このバンドの醍醐味という感じがします。
ニューヨークのアンダーグラウンド・シーンで彼らが提示したスタイルが、世界各地でフォロアーを育み、それらが共鳴し合うことで、オルタナティヴ・ロックという大きなムーヴメントを築き上げるに至ったことは、まさに偉業と呼んでいいでしょう。

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