511: Herb Alpert / Rise

インストゥルメンタル作品がシングルチャートのNo.1になることは、最近ではほとんどありませんが、70年代まではそんなに珍しいことではなかったようです。
きちんと調べていませんが、USチャートでは、70年代だけでも約10曲がNo.1になっているようです。
そして、70年代最後のNo.1となったのが、ハーブ・アルパートのこの曲(US1位/UK13位)。
ジャズ・フュージョンっぽい、爽やかなサウンドに乗せて、彼のトランペットが心地良く響く、軽快なナンバーです。
ちなみに、彼は1968年にヴォーカル・ナンバーの「ディス・ガイ」でもUS1位を獲得しており、ヴォーカルとインストゥルメンタルの両方でUSナンバー1を獲得した唯一のミュージシャンとなっています。
まあ、我々世代にとっては、オールナイトニッポンのテーマ曲(「ビタースウィート・サンバ」(1965年))の印象が強いことは間違いないでしょう。

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