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連鎖反応 [Chain Reaction]【動画】

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つながりのある曲を鎖のように連ねながら、その曲に対する思いをコメントしていきます。ほぼ毎日更新(予定)です。
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2023年1月の記事一覧

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Television / Torn Curtain

色々なことがあり過ぎて、曲をつなげるテンションが上がりません。 テレヴィジョンのアルバムから、1曲取りあげたいと思います。 R.I.P. Tom Verlaine この数日間、皆様の記事をほとんど読めておらず申し訳ございません。 明日から2月。気分も新たに、また記事を書きたいと思います。

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719: Vanessa Paradis / Be My Baby

レニー・クラヴィッツがプロデュースした、「Be」つながりでこの曲を。 ヴァネッサ・パラディが1992年にリリースした、通算3枚目、かつ初の英語でのアルバムとなった『ビー・マイ・ベイビー』(原題『Vanessa Paradis』)(UK45位)からの最初のシングルとなったのがこの曲。 60年代ガールズ・ポップを意識したノスタルジックな曲調が心地良く、母国フランスでは5位、UKでは6位など、ワールドワイドなヒットとなりました。 ヴァネッサは1972年生まれなので、当時は20歳くらい。レニーと付き合っているという噂もありました。 そんな彼女も、今は50歳。時の流れを感じます。

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718: Lenny Kravitz / Be

「Don't」のようにタイトルが単語1つというのは、人名や地名だと良くありますが、それ以外は珍しいような気がします。 そして、この曲もそのパターンです。 レニー・クラヴィッツのデビューアルバム『レット・ラヴ・ルール』(US61位/UK56位)の最後に収録されていた曲で、シングルカットもされましたが、チャートインは逃しています。 まあ、彼にしてはかなり地味な曲だとは思いますが、このまったりとした雰囲気、個人的には結構好きだったりします。

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717: Elvis Presley / Don't

エルヴィスの「Don't」と言えば、こちらも忘れてはいけないでしょう。 1958年1月にリリースされたこの曲は、エルヴィスにとって10曲目のUSナンバー1シングル(UK2位)。 1956年に「ハートブレイク・ホテル」で初のナンバー1を獲得してから、わずか2年で10曲という、本当にものすごい勢いで全米を席巻したことが分かります。 エルヴィスと言えば「ロックンロール」のイメージが強いですが、バラードを歌う時の表現力豊かな歌声も、本当に魅力的です。 ただ、1つだけ惜しむらくは...邦題。 こんなに美しい曲に「ドントまずいぜ」は、ないと思います。 まあ、65年前のことを今更言っても仕方ないのですが...

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716: Elvis Presley / Don't Be Cruel

「Do You Really Want To Hurt Me」の邦題は「君は完璧さ」という、原題とは全くつながらないタイトルでした。 実は最初の邦題は「冷たくしないで」で、意味的にはこちらの方が合っているように思います。 ただ、この邦題はロック界では「永久欠番」扱いだと思ったのか、後に変更されています。 「先約」は言わずと知れたエルヴィス・プレスリーの初期の大ヒット曲。 1956年に「ハウンド・ドッグ」との両A面(なんと豪華なカップリング!)でシングル・リリースされ、まず「ハウンド・ドッグ」をA面として5週間US1位を獲得、そのまま今度は「冷たくしないで」をA面として6週間US1位を獲得するという、特大のヒットを記録しています。 どんなジャンルを歌ってもエルヴィスはカッコいいですが、この時代の曲を聴くと、やっぱり「キング・オブ・ロックンロール」だなぁと実感します。

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715: Culture Club / Do You Really Want To Hurt Me

カルチャー・クラブの最初のビッグヒットが、レゲエ調のこの曲。 1982年リリースのデビュー・アルバム『キッシング・トゥー・ビー・クレバー』(UK5位/US14位)からの3rdシングルとしてカットされ、UK1位/US2位の大ヒットを記録しています。 ちなみにUSでのナンバー1を阻んだのは、マイケル・ジャクソン「ビリー・ジーン」。こればかりは相手が悪かったと思うしかないですね。 しかしまあ、この格好をして裁判所の中で歌う人は、普通あまりいないと思います。

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714: Culture Club / Church Of The Poison Mind

「ポイズン」つながりで、この曲を。 カルチャー・クラブのデビューは1982年なので、もう40年以上前のことですが、そのヴィジュアルを初めて見た時の衝撃は、今でも忘れません。 どうしてもボーイ・ジョージのファッションに注目が集まってしまいますが、R&Bやレゲエをうまく消化したポップなサウンドは、今聴いてもあまり古びていないことに驚きます。(ま、MVの画質の古臭さは否めませんが...) 世界中で大ヒットした2nsアルバム『カラー・バイ・ナンバーズ』(UK1位/US2位)からの1stシングルとなったのがこの曲(UK2位/US10位)。 インパクトという点では、次のシングルとなった「♪カーマカマカマカマ…♫」にかないませんが、モータウンへの愛がにじみ出ているソウルフルな楽曲です。

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713: Poison / Talk Dirty To Me

「アット・ザ・ドライヴイン」というちょっと変わったバンド名の由来は、この曲の歌詞(サビの最初に歌われる)でした。 ポイズンは、80年代に登場した、いわゆるLAメタルのバンドで、派手な化粧がトレードマークだったことから、グラム・メタルとかヘア・メタルとかに分類されていました。 この軽いサウンドを「メタル」と呼ぶのが妥当かどうかは置いといて、この時期、こういう音がとにかく売れてました。 デビュー・アルバム『Look What the Cat Dragged In』(邦題『ポイズン・ダメージ』)はUS3位でトリプル・プラチナム。そして、この曲もUS9位/UK67位とヒットしています。 まあ、しかし、このMV、今見ても「メタルは頭■そう」というイメージをもってしまいます...

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712: At The Drive-In / One Armed Scissor

テキサス州は、カリフォルニア州に次ぐ全米2位の人口を誇ることもあり、多くのミュージシャンを輩出しています。 取りあげていくときりがないので、ここはあえて、そこまでメジャーではないけど、個人的に好きだったこのバンドを取りあげます。 テキサス州エルパソで結成されたアット・ザ・ドライヴインは、メキシコに近いという土地柄を反映してか、ごった煮的なサウンドが特徴でした。(ミクスチャー・ロックとか、ポスト・ハードコアとかに分類されるようです) インディ・レーベルから2枚のアルバムをリリースした後、2000年にはグランド・ロイヤルと契約。 先行シングルとしてこの曲がリリースされると、USオルタナティヴチャートで26位、UKインディチャートで10位と注目を集めます。 アルバム『リレーションシップ・オブ・コマンド』(UK116位/UK33位)も高い評価を受け、以降の活躍への期待が高まります。 しかし、2001年3月にバンドは活動を休止。その後、2度ほど活動再開しているようですが、当時の勢いを取り戻すことはありませんでした。 解散後、セドリック・ビクスラー(Vo.)とオマー・ロドリゲス(Gt.)の「アフロ2人」は、マーズ・ヴォルタを結成し活動しています。

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711: ZZ Top / La Grange

13thフロア・エレベーターズはテキサス州オースティンの出身。そして、彼らから大きな影響を受けたZZトップ(特にギターのビリー・ギボンズ)も、同じくテキサス州ヒューストンの出身です。 彼らが注目を集めるきっかけとなったアルバムが、1973年リリースの『トレス・オンブレス』(US8位)。 そして、アルバムからの1stシングルがこの曲でした(41位)。泥臭いリズムと、ピッキング・ハーモニクスを多用したギター・ソロがカッコいい1曲です。 ちなみに、この当時はまだ、トレードマークの長いヒゲはありませんでした。

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710: The 13th Floor Elevators / You're Gonna Miss Me

ブルース・マグース「恋する青春」を収録したアルバム『サイケデリック・ロリポップ』(1966年11月リリース)は、「サイケデリック」という単語が付いた最初のアルバムと言われています。 ただ、調べてみると、同年の10月に、13thフロア・エレベーターズの『ザ・サイケデリック・サウンズ・オブ・ザ・13thフロア・エレヴェイターズ』がリリースされているので、こちらの方がわずかに早かったのではないかと思われます。 まあ、いずれにしても、サイケデリック・ムーブメントが盛り上がった時期であったことは間違いありません。 このアルバムからカットされた、彼らにとって唯一のチャートインしたシングルがこの曲(US55位)。混沌としたサウンドが、この時代を物語っています。 彼らは大ヒットしたバンドではありませんが、幅広いジャンルのミュージシャン達に今も影響を与え続けており、カルト的な人気を誇るグループです。

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709: Blues Magoos / (We Ain't Got) Nothin' Yet

「ブラック・ナイト」のリフを聴くたびに思い出すのがこの曲。 ニューヨークで結成されたブルース・マグースは、サイケデリック・ロックの最初期に登場したガレージ・ロック・バンド。 この曲は1966年10月にリリースされ、US5位を記録した彼らの代表曲。Vox・コンチネンタル・オルガンのリフが、最高にサイケです。 彼らはこの曲以外にトップ40ヒットはなく、いわゆる「一発屋」になるのでしょうが、それでも1966年の時点で、こんなに最高なサイケ・サウンドを奏でていたというだけで、歴史に名を残す価値があると思います。

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708: Deep Purple / Black Night

「ブラック」つながりでこの曲です。 実は、私、ディープ・パープルは有名曲や代表的なアルバムしか聴いてなくて、「あれっ、この曲、どのアルバムに収録されてたっけ?」というレベルです。 で、調べてみたところ、謎が解けました。シングル・リリースのみで、アルバム未収録でした。なるほど、納得です。(後に、『イン・ロック』にボーナス・トラックとして収録) 1970年にリリースされ、UK2位の大ヒットを記録しています(US66位)。 CMで使われていたこともあり、この曲を聴くと、条件反射のようにコーヒーが飲みたくなります。もちろん、「ブラック・無糖」で!

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707: The Doobie Brothers / Black Water

私、ドゥービー・ブラザーズのナンバー1シングルは「ホワット・ア・フール・ビリーヴス」だけと、ずっと思っていたのですが、実はその前にもう1曲ありました。 それが、1974年リリースのアルバム『ドゥービー天国』(US4位/UK19位)に収録されていたこの曲です。(それにしても、この邦題、何とかならないものか…) ただ、ナンバー1に至る経緯がちょっと特殊で、まず1stシングル「アナザー・パーク」(US32位)のB面としてリリースされます。まあ、ここまではよくある話ですが... バージニア州のとあるラジオ局で、この曲がヘヴィーローテーションになったことをきっかけに、3rdシングルのA面としてリリースされ、勢いそのままにナンバー1まで駆け上がってしまうという、ドラマのような物語を演じています。 リード・ヴォーカルは、この曲のソングライターでもあるパトリック・シモンズ。 「ドゥービーと言えば、トム・ジョンストン」というイメージがありますが、ドゥービーの活動期間すべてで在籍している唯一のメンバーがパトリック・シモンズで、本来、もっと注目されてしかるべきミュージシャンなのかも知れません。