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2021年4月の記事一覧
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112: Lesley Gore / It's My Party
一見、昨日のマイケルとは全く関係なさそうですが、「プロデューサーがクインシー・ジョーンズ」というつながりがあります。 この曲は、当時16歳だったレスリー・ゴーアのデビュー曲。1963年4月にリリースされると、6月にはUS1位の座に昇りつめます。 日本でも、アメリカン・ポップスの代表的な曲として、ほとんどの人が聴いたことがあるのではないかと思います。 当時はアイドル的な人気だったと思いますが、こうして改めて聴いてみると、やっぱり歌が上手いですね。クインシーがその才能を見出したのも納得です。 ちなみに、US1位をこの曲から受け継いだのは「SUKIYAKI」。そう、坂本九さんの「上を向いて歩こう」です。
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105: Rod Stewart / Maggie May
70年代後半のディスコブームで、ビージーズ同様にヒットを出した1人がロッド・スチュワート。 1978年リリースの「アイム・セクシー」は、UK1位/US1位の大ヒットとなりました。(ちなみに、その後、盗作疑惑で訴訟になり、敗訴しています) ただ、この時期のロッドの作品って、正直、あまり聴いていないんですよね。 よく聴くのはソロの初期、特に2nd『ガソリン・アレイ』と3rd『エヴリ・ピクチャー・テルズ・ア・ストーリー』の2枚です。 マンドリンの調べが印象的なこの曲は3rdアルバム収録曲で、1stシングル「リーズン・トゥ・ビリーヴ」のB面としてリリース。ラジオ局のDJがB面の方を気に入ったため、A面よりも流される回数が多かった、というエピソードがあります。 その結果、シングルはUK1位/US1位の大ヒットとなりますが、クレジット上は「B面」のままです。 間違いなくロッドの長いキャリアを代表する曲の1つですが、その曲がB面扱いだったというのも面白い話です。