『ひとりじゃなかよ』/西本喜美子 【写真集】
こんにちは。今回、写真集『ひとりじゃなかよ』(著:西本喜美子(写真家))の感想とあわせて、写真家:西本喜美子氏についてお話したいと思います。
写真集や作品とゆうよりも、この方自身そもののお話ができればと思います。
西本喜美子さんは現在95歳(2024年現在)の写真家で、自分自身を題材にしたコミカルなセルフポートレート(自撮り写真)の一連の作品で知られています。
個展の開催や写真集刊行などでも活躍されています。
その作品をご覧になれば誰でも幸せになる写真作品の数々です。
わたしは彼女の作品だけでなく、彼女そのものの可愛らしさやチャーミングに惹かれました。
(見かけによらず、実は彼女は若いころ競輪選手だったそうです(引用:『ひとりじゃなかよ』より))
【参考】
(引用元動画)『ユニークな「自撮り写真」など展示 93歳の女性写真家・西本喜美子さんが写真展 岡山・新見』(Youtube: KSB瀬戸内海放送 公式)
(引用元動画)『【松岡修造のみんながん晴れ】SNSで大人気!94歳ユニーク写真家(2023年5月6日)』(Youtube: ANNnewsCH 公式)
『ひとりじゃなかよ』(kindle版)(著:西本喜美子)(2016)飛鳥新社刊
※写真集としては小さい、可愛らしい本で、写真集とゆうより詩集のような印象です(ある意味、詩集ともいえる)
この写真集は実は静物あるいは風景をモチーフに写真がメインです(セルポートレートも少しあります)。
それは玩具など器物や野菜や食べ物、植物が透明感のある背景や照明などの効果によって芸術的に表現されたもので、
彼女のもう一つの顔はこうした芸術性の高い写真を創作するクリエイターだとわかります。
そうした各写真に彼女のたわいもない、優しい言葉が添えられています(九州の方言で、ほっこりします)。
イメージとしては田舎のお祖母ちゃんの家を訪れて、少し安堵し、優しい言葉をかけられて安らいでいるとゆう感じがしました。
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