【FROM ジャングル TO 大企業】 誰もが3度見する私の履歴書
日本から15,500キロの旅を終え、昔テレビで見た記憶が朧げにあるあの"大アマゾン"のジャングルにわたしはいた。
乾季で干上がった川の中から、数百もの木が浮き出ている幻想的な風景は、ここが20年間暮らしてきた地球なのか困惑するほどに美しかった。
この先の人生でこの光景はもう見られない。そう直感した。
今は深夜2時なのか、午後2時なのか。
日付や時間という概念を忘れるほどに、特異な鳥の鳴き声とアマゾン川の不気味なせせらぎしか体に触れない空間。
なぜわたしはこんなところ