見出し画像

序章〜出会い〜

cochimiです⭐︎
目に留めていただきありがとうございます。
ありがたき幸せ、感謝です。

さて今日は、今や「遠い記憶」を引っ張り出してのスタートといたしましょう。

ふふふっ。今、私の最愛のツレと目が合いました。そうですねぇ…私の人生において初の恋路をひとつ、お付き合いいただきましょう。

私の最愛の連れ合いとなった彼との出会いは高校1年生の時。

私は、地元も地元、慣れ親しんだ土地にあるごく普通の高校に進みました。小・中・高…さらに幼稚園から一緒だった同級生もいて、のんびり平和的な環境でした。周りには畑や雑木林が目立っていましたが、緑多い環境のなかの生徒数は、今とはかけ離れているのではないでしょうか。バス族、チャリ族、送迎族と、とにかくにぎやかだったなぁ…(回想)。高校生になって初めて、他方から集まってくる新顔生徒にドキドキワクワクしたんだっけ(笑)。

同じクラスになった彼は、醤油顔。割とイケメンの部類だったかと思います。スポーツ得意、歴史得意、あとは…伏せておきましょう。あまり女子と話すようなタイプではなく硬派な雰囲気でした。女子からの人気も地味にある。ちょっとした隠れヒーローとでもいいましょうか。私もその地味の中、見てました。でもそれ止まり。当時はお互いに、単なるクラスメートの1人であったでしょう。


思い出は?んー?


んー?うー?あれっ?


思い出せないんです(笑)。

そんな私たち、どうやって進展したのでしょう。

2年生になって、クラスはお隣さん。
休み時間のたびに隣クラスからやって来て、私の机に腰掛けてたわいのないお喋りを始める彼を、クラスに馴染めないのかと心配していた私だったと記憶していますが、彼の方は、クラスが別れて残念と思ってくれていたようで、想い溢れる行動だったと分かるには、それから1ヶ月程たってからでした。

いつものように休み時間フラッときて、
「一緒に遊びに行かないか?」
と、誘いを受けました。他にも仲間がいるだろうと軽い気持ちもあり、すぐさまOKの返事をした私。彼は私の返事を受けて、とても喜んでいました。


「ほんとに!?ほんとにいいの!?ほんとに一緒に遊びに行ってくれるの!?」

「うそ!?うそとかってないよね!?」

「2人だよ!?」


…仲間内での遊びの誘いかと思いきや、2人だと言われた時、この時点まで恋愛未経験免疫力無しの私にとっては、「えっ!?」と一旦ひるんでしまいましたが、そんな私の気持ちと様子には目もくれず、全身で喜んでいる彼を見て、「2人で遊ぶのも悪くないかな…。」と、彼に吸い込まれていったのは言うまでもありません(笑)。

それからと言うもの、彼からの一途な思いは、変化球もなく、どストレートでしたね。

彼に聞いた事があります。なんで私だったのかと。その答えは…。

彼が休んだ授業のノートを、私が代筆してあげた事がポイントだったそうです。ノートの貸し借りではなく、ノートその物をあげた事が、彼の目には素敵に映ったと。

はははっ。善人な事をしておくものですね。

このエピソードに色をつけるとするならば、桜ピンクが似合うでしょうか。私も彼も、初めての恋愛をしました。

優しくて大人しい、時々やんちゃな彼からの愛を受けて、彼一筋になるまでには、そう時間はかかりませんでした。

私たちの最初で最後の恋であり、愛となった長い長いストーリーは、色濃く深い人生となり、私の気づきができました。


この出会いは、偶然ではなく必殺だった…
と、みなさんにまたお伝えできればと思っております。


最愛の人

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?