大鹿温泉・山塩館 燃ゆる深緑藤紫

大鹿村・元湯山塩館に5月5日から一泊し美しい自然と温泉を堪能しました。川のせせらぎと緑豊かな木々に囲まれ、静かな和室の窓からは燃ゆる深緑藤紫の景色を楽しみました。山塩は標高750mの山奥に湧き出る不思議な塩泉は、フィリピン海プレートが持ち込んが海水が、地下35kmの深さから中央構造線に沿って湧き出してくるとのこと。温泉は塩泉の源泉と加温した浴槽があり、ホコホコと体の芯からあったまります。夕食には、渓流で育ったアマゴの塩焼き、ジビエ鹿肉、山菜、はざかけ米や山塩豆腐など地元の食材を活かした料理を堪能しました。はざかけ米は天日干しによって生み出される独特のうまみがあり、古くから山の肉として尊ばれてきたジビエ鹿肉はしっかりとした肉質と深い味わいです。大鹿村地元産のお豆腐を温泉から採れた山塩をかけていただくとお酒が進みます。早朝6時に男湯女湯が入替わり、朝食前のお湯を堪能して、はざかけ米と美味しいお味噌汁、山菜をいただき大満足です。
山塩館は自然に囲まれた、静かで落ち着いた宿で、料理も美味しく、温泉も最高でした。燃ゆる深緑藤紫の景色とともに心身ともにリフレッシュすることができました。また訪れたいと思う宿です。

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