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英語学習の落とし穴

みなさん一度は英語を勉強したことがあると思います。英語がわかるようになりたい、そう思って勉強したと思います。また、英語ができれば世界中の人と意思疎通ができると、考えている人は多いはず。これらのことは合っているとも言えるし、間違っているとも言える。

では何が問題なのだろうか?英語がわかればそれで大丈夫なのか?実はここに大きな落とし穴がある。今日はそこを考えていきたい。

まずよく言われる英語は世界で通じると言う誤解がある。よくデータとして出されるものとして、世界の英語話者の数だ。諸説あるが、ここでは20億人説を使います。20億人理解できる人がいるんだから、世界人口が80億人なら4人に1人が理解できる計算になる。ここが大きなポイントだ。その4人に1人とはバラバラに分布しているのか?ってことだ。そんなことはない。大半が教育の充実している先進国や英連邦所属の国や英国の影響が強かった国々に集中している。なので英語ができれば世界中で生きていけると言うのは大きな間違いなのである。

次にビジネスに有利という考えだ。確かに先進国同士のビジネスには英語が欠かせない。通関種類なんかも全て英語だ。だがこれも英語だけでは不十分と言わざるを得ない。新規にビジネスを立ち上げたり、途上国に売り込むことを考えると、英語がわかっても、それだけではビジネスはできないだろう。現地の言葉や習慣を理解していなければ、とてもビジネスなんてできない。なぜなら、相手が英語を理解しないからだ。

今日言いたい一番のことは以下のことである。「自分が英語を理解できるからといって相手も理解できるとは限らない」ということだ。

このようにビジネスマンならみんな英語が理解できると思っているととんでもない目に遭う。実際英語を使わない人の方が多いし、一流のビジネスマンになれる人なんてごく僅かだ。

自分自身優秀なビジネスマンでもないし、海外との取引もない。だが英語学習の落とし穴に見事に嵌った。それは東南アジアに旅行に行った際だ。空港は当然通じるが、町に出たらたちまち通じない。英語併記もしていない。ましてや地方に行けば尚更だ。英語も勉強したしなんとかなるだろうなんて決して思わないことだ。

ということで、英語学習もしたし、旅行の準備は万端だ、って思っていると痛い目を見る。せめて現地後で挨拶とお礼だけは言えるようにしよう、とはよく言ったものだ。もちろんその程度では足りず、簡単な依頼表現だって必要になる。

さてまとめよう。テレビの宣伝などで、英語学習の効用を声高に叫ぶものがあるが、あれはマーケティング上必要なことなので仕方ないにしても、相手も勉強しているとは決して思わないことが大事だ。結論としてはこれからも自分は英語学習を続けるし、できるに越したことはない。だが過信は必ず痛い目に遭うということを教訓にしたい。

では今日はこれで終わります。読んでいただきありがとうございました。

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ブルーベリー博士(家庭菜園投資家)
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