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Lee・展覧会

それでも終わりが見えないのは
一応は生きているから

大きなプラスチックケースが三つ
中身はそれぞれ違くて
日々の自分の心模様とする

目まぐるしく変わる景色
自分と自然との関係性

相対とは、
それのみでは決して成立しない関係性

「好きだ」「嫌いだ」
あなたがいるから

鏡の道を歩く
狼狽して進めば脆く割れてしまう
危なげな道はいつも空を映している
太陽が足元を照らす

関係性、
全てと無関係ではいられない
逆を言えば自分が在ることで
ただそこにいるだけで

一応は生きているから

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