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ネガティブから卒業するには④


非難、自責

非難は人を、自責は自分を責めること、批判することです。否定する、受け入れられない、認められないという思いを他人にぶつけると非難、自分にぶつけると自責の感情になるのではないでしょうか。


最初にお伝えしますが、人を非難、批判したり自分を責めることに何のいい事もありません。巡り巡って自分に更なる同じようなことが起きるだけです。それでもいいなら、ここから先は読む必要はないですが、もしここでそのネガティブな循環を断ち切ってポジティブな流れに持っていきたいと考えるなら、ぜひ自分の感情を意識してみてください。


非難も自責も3次元世界の特徴である”分離”が大きく作用しているのが分かります。分離とは二つ以上に分かれる事ですから、違いが生まれます。例えば早い遅い。例えば優しい厳しい。本来なら違いがあるだけで、正しい間違っている、善い悪いはないのですが、3次元の世界ではジャッジ、判断が入るので、非難や自責が発生します。


比較、競争、差別がある中での成果を求める世界なので、ある線引きから外れると非難や批判が発生してしまうのです。ですが、その批判や非難することで何かが良くなるでしょうか。批判、非難して得られるのは批判、非難した人の自己満足だけです。言われた人で喜び嬉しい人はいません。


非難してすっきりした後、また非難する出来事があなたにやってきます。今度は非難される出来事かもしれません。非難を止めない限りそのループは続くのです。知らないうちは仕方がないですが、知った今、あなたはこれからどうしますか。


視点を変えれば、同じ出来事に対してみんながみんな非難、批判するわけではないです。何とも思わない人もいるのです。ということは、非難も批判もされる側ではなく、する側に問題があるわけです。5次元の視点から考えると、出来事には良いも悪いもありません。それに対してどう感じるかは一人一人違います。非難する人の中に出来事を”間違っている””悪い”と捉える固定観念が隠れています。


自責についても原因は同じです。自分の中に気付かない固定観念があり、それが自分をジャッジして自分はダメだと責めるのです。


どんな固定観念が潜んでいるか自分をよく観察して、非難と自責の感情はもう卒業しましょう。


繰り返しになりますが、金子みすゞの「みんな違ってみんないい」、世界に一つだけの花の「もともと特別なオンリーワン」の私たちです。違いを受け入れ、認め合い、お互いが支え合える関係づくりを創っていきましょう。



挫折感、失望

挫折感:期待通りの結果が出ずに、失望する気持ち

失望 :期待していたことが外れてがっかりすること。またその結果、将来に対する望みを失うこと

辞書にこうあります。


これも、期待した結果に対してのネガティブな感情ですね。


落胆の項目でもお伝えしていますが、期待そのものを良く理解する必要があります。期待するとそれに対して必ずポジティブな結果とネガティブな結果が出てきます。


3次元の世界は比較、競争、差別の世界でネガティブな感情が力を発揮する世界です。ポジティブな結果の時は当たり前と思ったり、すぐ忘れるのに対して、ネガティブな結果の時はネガティブな感情を引きずるからです。


もちろんネガティブな結果は残念ですし、がっかりして当然です。でも、”引きずらない”ということがとても大切です。(※)人間万事塞翁が馬を知っていると気が楽になります。(※)中国の故事


残念な気持ち、がっかりの感情は受け止めつつ、引きずっても何一ついいことはない、「またネガティブな出来事を呼んでしまう」と意識して、キャンセルしよう!と自分に宣言してください。


最初は感情のスケール「7」に気持ちをスライド出来ればバッチリです。慣れてきたら、自由に自分の感情を選択してください。どんなストーリーでどんな感情を選ぶかはあなた次第です。あなたの感情は出来事に左右されるのではなく、あなたに選択権があるのです。


3次元の世界は無意識にネガティブな感情を出していることが多いので、意識してください。そして気付いたらネガティブの感情をキャンセルして、感情のスケール「7」に持っていく。これを繰り返すことで、少しずつあなたの5次元の割合が増えていることに気付くでしょう。


怒り

怒りの裏にはどんな思考が隠れているでしょうか



何に怒っているかで見えてくる物は違ってきますが、一つ例にとって考えてみたいと思います。


誰かのミスで、ある人との信頼関係が失われた時。ミスをした人に対して怒るのはイメージし易いのではないでしょうか。



怒りの感情が出るのは自然のことです。つい、ミスをした人にその怒りをぶつけたくなるでしょうし、実際そうする人が多いと思います。それが悪いとは言えませんが、5次元への道を歩んでいる今、これを5次元の視点で見てみましょう。



まず、出来事にはいいも悪いもないので、「誰かがミスをして信頼関係を無くした」が次にポジティブな結果に繋がるかネガティブな結果に繋がるかはまだ誰にも分からないし、どちらの結果を次に引き寄せるかはあなたの思考、感情にゆだねられています。


これまで3次元の私たちは、怒りに任せて非難したり仕返しをしたりしてきたかもしれません。でもそれが、知らないうちに次のネガティブな出来事を呼びよせる引き金になっていたのです。ミスした人が原因ではないところに5次元の視点の大きな特徴があります。


5次元の私たちは、子供の喧嘩を大人が見ているように少し客観的に観る視点を持つ必要があります。そう、5次元の私たちは、常に客観的なのです。この出来事にはプラスもマイナスもない事を前提に客観的に観ることが大切です。



ミスした人に怒りをぶつけることで、怒りのエネルギーを強く宇宙に発する事になるので、中立だった原因も結果も自分でネガティブに引き寄せることになります。



怒るのは悪くないし、3次元的には自然なことですが、その結果を悪いものにするのは、怒りを発した自分という事になるのです。これは、3次元では習わないし、強い感情なので、なかなか納得出来ないかもしれません。



でも、5次元の世界から見るとそうなのです。これを知らないといつまでも出来事を自分でコントロールするのではなく、出来事にコントロールされ続けることになります。



ここで理解していただきたいことは

・出来事は常に中立だということ

・出来事にコントロールされるのではなく出来事をコントロールするという意識を持つ

・自分の思考、感情で次の出来事を変えられるということ

・怒りの感情をを持ち続け、その感情を人にぶつけた時、その時はすっきりしても、結果は自分でネガティブなものを引き寄せている事

です。それを回避するためには、何度もお伝えしていますが、感情のスケール「7」のリラックス、ニュートラルの気持ちになることです。


なかなか怒りの感情から距離を置くのは難しいですが、5次元の世界には持っていけない感情なので何度も取り組んで身軽になっていきましょう。




復讐心

復讐心とは、自分や大事な人が辛い目にあわされた時に、相手にも同じ思いをさせたいという気持ちです。



これも3次元の世の中では仕返しするのもされるのも仕方ないと受け入れられ易い感情ではないでしょうか。ただし、その範囲はカバンを隠されたから隠す、という子供レベルから、命に関わるレベルまでかなりの幅があります。



どこで線引きするのがいいのでしょうか。10人いれば10本の違う線引きになります。どこのラインがいいか悪いか誰にも分からないのが難しいところであり、またそれが宇宙にとってのバリエーションです。



5次元の線引きは、復讐しない、ゼロ、が線引きラインです。



ここでは自分が辛い目にあった場面を想像してみます。まず辛い目にあったと思っている"辛い"、という感情に焦点を当てます。辛い目に合わせた誰かではなくて、辛い目にあったと感じる自分に焦点を当てるのです。


その時の感情はネガティブなものです。ネガティブな感情を引きずって長引かせたり復讐の感情を持ち続けることはその感情のエネルギーを宇宙に放出していることになります。そうすると5次元の世界と共振しません。次のネガティブな出来事を引き寄せてしまいます。


宇宙のルールは、発した感情と同じエネルギーの出来事が返ってくるので、辛い気持ちや復讐の気持ちを持ち続けるとネガティブな循環が出来てしまいます。



3次元の世界は、比較、競争、差別の世界なので、辛い思いや傷つく思いが起き易いのです。5次元には比較も競争も差別もありません。5次元の世界はあくまでの自分の感情が重要なのです。嫌なことをされようが悪い事をされようが、他人は関係ないのです。他人は他人で宇宙のルールに則ってちゃんとその行動に見合った出来事が必ず訪れますから、仕返しは宇宙にお任せして、あなたは自分の感情だけにフォーカスしていくのです。



一度に5次元の考えにジャンプ出来なくても、3次元と5次元のカラクリを知って、少しずつ自分の感情を意識していければ、怒りや復讐心の感情も、必ず手放せます。そして、怒りや復讐心を起こすような出来事も少しずつですが必ず遠ざかっていきます。


お勧めとしては、復讐の気持ちが出てきたら何度も何度も感情のスケール「7」にあるいい気分やリラックスの気分で自分を癒すことです。何週間もかかるかもしれませんが。ま、いいかと思えるまで何度も何度もです。結果は人それぞれと思われますが、チャレンジする価値はあります。


まずは、手放す練習と5次元の世界に向かう仲間と繋がることで環境を整えていきましょう。


ネガティブな感情には、
・小さいころから味わってきた
・そのために固定観念になっている
・さらに潜在意識に深く入り込んでいる
こういうプロセスがあります。
これは、内観することで徐々に見えてきますので、
「意識する」これを掲げてぜひトライしてください(^^)/


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