トラップ

今は情報の時代です。
ネット社会になったことで
そうなる前と比較して
情報量が何十倍にもなったと思いませんか？

その情報ですが
トラップ、ミスリードだと感じることがあります。
その方が多いとさえ思います。

昭和初期は戦後で物がなかったので
作れば何でもどんどん売れました。

でも今はほとんどの家庭にある程度の物は行きわたっているので、
更に必要に思ってもらえるような情報が多いですよね。

より最新式に
より高機能に
より多機能に
よりコンパクトに
そしてより高価に・・・

資本主義社会なので
企業が利益を上げることが前提の社会ですが、
これからは違うベクトルにも
視野を広げていく必要があると思います。

それは、自分主義社会です。
これは造語ですが(^^)、
どんな情報も自分主義に考える、ということです。

今回は、物の売買、という側面から
話を進めていきたいと思います。

今流れている情報のほとんどは、
企業が利益を得るために、
私たちに商品を買ってもらうための情報です。
(形のあるものないものサービス全てを含みます)

先ほど述べた通り
今、物はほとんどの家庭に行きわたっているので
もっともっとと欲するように欲望をあおったり、
不安を創り出してその不安を埋めるために買いたくなるように
情報を出しています。

商品の情報でなくても
政治報道、時事報道、経済情報なども
不安や心配を持つ方向になっていて、
(これがトラップやミスリードだとお伝えしたい部分です)
結果的に不安を解消したくて何かを購入する、
という流れが出来上がっています。

そういう視点で情報を見たことはありますか？
それを知って情報を客観的に見ていく必要があります。

喜びオンリーで買っている人は
この記事はスルーしていただいて構いません。
喜びの裏に悩みや不安が隠れている人に
ぜひ読んでいただきたいと思っています。

物を売るために私たちに不安や心配を持ってもらうように
情報の中に様々なトラップやミスリードが隠されていることに
気づいて下さい。

なぜそうなるかと言うと、
私たちは「無意識」だからです。

学校でも社会に出てからも私たちは無意識で生きていることが普通です。
無意識の方が情報やＣＭを何も考えずに受け止めるから企業にとっては有利なのです。

なので、「意識的に情報を見た方が良い」とか、「意識的にＣＭを見た方が良い」とは誰も言いません。学校でも習いません。


でも、意識的に情報やＣＭを見るようになると、
これは不安をあおられて買おうとしているのではないか、
不安そのものが企業によって作られたものではないか、など
様々な角度から考えられるようになってきます。

企業は売るのが仕事。
賢い消費者になるには
自分がどんな気持ちでその商品を欲しているかに
アンテナを張ってください。

純粋に欲しいなら全然問題はありません。
でももし不安を解消するための場合には、よく見て下さい。
不安にさせられているだけかもしれないと立ち止まってください。

情報やCMは、その中にたくさん不安の種をちりばめています。
だから買っても買っても不安は無くなりません。
さらに不安解消のために買い続けることになります。

健康の不安、病気の不安、将来の不安、
仕事の不安、人間関係の不安・・・
不安解消のためにたくさんの物を買い続ける・・・

そんな不安目的のトラップやミスリードに
引っかからないようにするには
無意識を脱するのが一番効果的です。

無意識だと不安の芽を育てて
購買につなげる情報やCMに引っ張られてしまい
本当に必要かどうかに目が行かないからです。

不安を減らすために見た情報やＣＭに
かえって振り回されるのではなく、
楽しむために情報やＣＭを利用できるようになるといいですね。

そのためには、何度も言いますが無意識を脱することが不可欠です。
意識的になることで情報やCMのトラップやミスリードにも
気づけるようになってきます。

最初の一歩は「意識的になるぞ」と決めることです。
決めると、自分の意識にインプットされます。

赤い車を買うと決めると赤い車が目に付くようになる、
これと同じ働きが作用して、自分の意識に気づき始めます。
まずはそれを体感してください(^^♪

不安とはなにか、不安解消のコツもお伝えしていきたいと思います。

最後まで読んでいただいてありがとうございます💖
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