日本一周#33松山〜坊ちゃんの町〜
2024年4月3日
おはよう。
今の時刻は朝2:30、八幡浜港にて。
乗客自分しかいないのに、フェリーの人みんなすごく丁寧。ターミナルもすごく綺麗。
八幡浜は2つの便があって便利。
日本一周する人は、大体使うんじゃないかな。
さて、こっから朝まで寝るぞ。
寝たり、芋けんぴ食べたり、エッセイ読んだり、寝たり...
朝6時半起床。
外は大雨。モーニング食べられる場所に避難しよう。朝7時からやってるのが、ここしかなかったのでパン屋へ。
塩パンが有名らしい。好みじゃないけど食べてみるか。
一口食べて、体に電撃が走る。なにこれ、美味しい。
持ち帰り用でもう一回レジに並んで買った。レジの方に、塩パン美味しかったです、つい伝えてしまう。
仏頂面で忙しそうしてた店員さんも、笑顔でありがとうございますと言ってくれる。
10kgの荷物+持ち帰りのパン+傘
を持って出ようとすると、その方がドアを開けてくれて惚れそうになる。
調べたらどうやらかなり名店らしい。この店舗と、銀座にも店舗がある。良かった〜、帰ったら行こう。
幸せな気持ちで、八幡浜駅で乗る。
伊予大洲駅で途中下車。
大洲は小京都として知られる城下町。
絶対穴場。
駅から歩くこと5分、早速お城が。
天気のせいで、伏魔殿に見える。
桜は満開っぽい。良い時期に来れた。
城の前に寄り道。
向かったのは、臥龍山荘。明治時代に貿易商人が作ったザ・日本庭園。
建築には疎いけど、雨の日なら庭園良さそうかな?と思い来てみたら大正解。
なんて、美しいんだろう。
ここは、3部屋+庭とコンパクトなんだけど、それぞれの部屋は全く異なっている。知識がなくても意匠の素晴らしさに舌を巻く。
好き過ぎて後日YouTubeで見たけど、黒い傘は無かった。雨だから出したのかな?あと、襖も季節によって開閉してるらしい。別の季節に訪れたい。
庭の植物も、苔、花、石の形が様々で、目を飽きさせない工夫がなされてる。どこを切り取っても風情がある。
めちゃくちゃ良かった。また来よう。
お城に来た。
展示見てもあんまりピンと来なかったけど、江戸城造りに携わった藤堂高虎が一時期居住してたみたい。
再び列車に乗る。なんか勉強してる高校生多いな。電波が通じないとかじゃないのに。ラ・サール、灘と並ぶ愛光の中高生かな?列車内が図書館みたいな空間になってた。
松山駅で下車。駅中でじゃこ天うどんを食べる。
雨だし温泉行くか。
叩きつけるような雨だから、仕方なく路面電車に乗る。
近くに座ってた女子高生2人の会話が聞こえてくる。「ストーリーで私の顔だけ無加工だったの、ひどくない?」
女子の人間関係大変だな。
5年振りの道後温泉。5年でも何となく地理覚えてるもんだな。迷わず本館に行けた。
本館は整理券配るほど混んでたから、飛鳥の湯へ。2017年に完成したようで、すごく綺麗。アルカリ性で丁度良い温度。特に泉質を強く感じるタイプの温泉じゃない。
石手寺か正岡子規資料館行くつもりだったけど、途中で「ワンコイン定食」という看板を見て、入った。
カウンター席のみで、おばあちゃん1人でやってるっぽい。
「あるもので作るけどいい?」
まだ何も言ってないけど、作り始めた。
「ご飯どのくらい入れる?若いからいっぱい食べな」
どのくらい?と聞いといて、めっちゃ入れる。あとで、食べ過ぎて体調不良になった。愛が少し重かった。
「どこから来たの?」と言われたので、東京と答えると、これあげると坊ちゃん列車をくれた。
実はライターになってるらしい。逆転裁判の最初の事件かよ。
あと俺タバコ吸わないのよ。
歩いて松山駅に戻る。
松山から列車に乗り、ひたすら東へ。
伊予西条で乗り換え、
坂出で乗り換え、
終点高松で下車。0時くらいに着いた。意外と終電遅いね。
高松駅から天国(快活クラブ)へ向かう途中、我慢できずにうどん屋に入る。
さすが、美味しい。
うどんが好き。うどんのために高松に2泊するくらいには好き。
明日は香川からうどん無くなるくらい食べるぞ。
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