【受診まで】自分に鞭を打って働いていたら適応障害になった話③
こんにちは。
昨日も投稿しようと思っていたのですが、気持ちが乗らなくて1日お休み
していました。
今回、次回あたりは一番追い込まれていた時期のことを書くので、体調の
いい時でないと冷静に書けないと感じています。
今回は、私が心療内科の受診を決意したきっかけ、そして受診までどのように過ごしていたのかお話します。
前回の記事をご覧になっていない方は、↓から是非ご覧ください。
①先輩からのアドバイス
どうにか平日を乗り切り、迎えた週末のある日。
いつもは「仕事が溜まっていても、週末は週末で楽しもう!」と思えて
いたのですが、その日はふとした時に「あの仕事、期限までに終わる
かな…」と頭をよぎり、そのたびに心臓がドキドキしました。
その日は会社の先輩(今は別の部署)と会っていたのですが、その人は
過去に仕事のストレスが原因で体調を崩したことのある人でした。
それまで、彼女を含め誰にも相談せずにいましたが、この人ならわかって
くれるかもと思い、最近の状態のことを話してみました。
すると一言、「できるだけ早く病院に行った方がいい」と言われました。
睡眠に影響が出ているということはこの先もっと悪くなる、早く休んだ
方が結果的に短い期間でよくなる、とも。
この時、私はこう考えました。
・職場には私より忙しい人もいるのに、自分だけ休んでいいのか?
・私が休んだら周りの人がもっと大変になるんじゃないか?
尻込みする私に、先輩は「自分の辛さは自分にしかわからない。それなら
自分を守れるのは自分だけ」と声をかけてくれました。
結局、その日は受診するかしないか、延々と考えていました。
②受診を決めた日
そしてまた月曜日の朝を迎えました。
鏡に映るクマだらけの自分を見て、「こんな辛い日が続くなら、まずは
受診だけでもしてみよう」と思いました。
心療内科を調べていて思ったことは、思った以上にたくさんあるという
ことと、口コミ評価が極端だということでした。
よくわからないながらも比較的通いやすそうで、口コミが極端に悪くない
病院をいくつかピックアップし、仕事の休み時間に電話をかけました。
「初診患者は受け付けていない」「予約が埋まっていて受診できるのは
2か月後になる」など何件か断られましたが、運よく自宅から近所の病院
が3日後なら空いていると受け付けてくれました。
それでも、「3日って長いなあ…」と思いました。
私は、自分の状態のことと心療内科への受診を決めたことを上司に報告
することにしました。
私がいつも通り働いていると思っていた上司は、率直に驚いていました。
「眠れていない状態なんて思わなかった。体のことが第一だからちゃんと
診てもらった方がいい」と言ってくれました。が…
「でも、そんな重たい仕事抱えていたっけ?」と言われました。
この時、上司に悪気はなく、悩んでいることがあるなら言ってよぐらいの
ニュアンスだったと思います。
しかし、その時の私には「他の人はもっと辛い仕事をしているのに、
どうしてあなたぐらいの仕事で体調を崩すの?」と責められているよう
に聞こえました。
「辛くても頑張ろう」と張りつめていた最後の糸がその瞬間、プツンと
切れてしまったかのようで、私はうまく答えることができませんでした。
それから、受診日までの間、「受診したら休めるだろうか」「休んだら
みんなはどう思うだろうか」「休むほど悪い状態じゃないかも知れない」
と色んなことを考えて頭の中がグチャグチャで本当にしんどかったです。
③受診当日
そして迎えた受診当日。
私は病院に行くとなぜかドキドキしてしまいます。
昔から体があまり丈夫ではなく、しょっちゅう行っていたのですが、
いくつになっても変わりません…。
私が行った心療内科は、開院して数年ということもあり綺麗でした。
保険証を受付に提出し、予診票を手渡される。
予診票を書き終えた私は、診察までだいぶ時間があったので、何となく
周りの様子を伺っていました。
思ったことは、「患者さんがたくさんいるなあ」ということと、
「意外と若い患者さんが多いなあ」ということでした。
心療内科と言うと、気分が落ち込んで日常生活もままならない人が来る
イメージでしたが、病院の外で見れば内面に悩みを抱えているとは
わからないような人もいました。
もしかしたら自分もそう見えていたかも知れません。
医師による診察の前に、心理療法士の方との面談がありました。
予診票に書いた内容をもとに、いつから体調に異変があったのか、原因は
どこにあると思うのかなど、詳しく聞かれていきます。
一通り答えた後で聞かれた最後の質問は、「あなたは今、仕事を休みたい
ですか?」でした。
一瞬、色んな思いが頭を巡りましたが、「一度休んで状態を立て直し、
また働けるようになりたいです」と答えました。
心理療法士の方からは「わかりました。状態を医師に伝えて判断して
もらいます」と言い、再び待合室で待つことになりました。
今回は長くなってしまったのでここまで。
続きます。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?