母迷いなしー歯医者にてー
歯医者に行く。予約制だが待合室には、8人ほどの人。人多し。
呼ばれて入って行く人もなく、母は、ゴホゴホ、オエッといい始める。
予約を朝イチにして帰るかと提案するとそうやなと母も言う。
受付に尋ねると、3週間後になる。あと3人待てば母の番になっている。
あと3人と言うと待とうかと。
なかなかその3人が動かない。
帰る?と聞くと
「はんぶまできてる。待とう」
トイレに気晴らしに行き、戻って来ると
呼んでくれた。
診察台に座って待つ。
先生診てくれる。
歯医者「ううん?挟まりやすい?ははーん。すき間が広くなってきているね。この被せてるのを新しくして隙間をなくすと挟まりにくくなるね。」
娘「治さなくてもいいですか?」
歯医者「どうする?」
娘「治すとすると何回来たらいいですか」
歯医者「今日入れて2回」
2回で治るのなら治そうと娘も思う。
母に説明して治すか?と聞くと治すと。『母、迷いなし。』
治療始まる。
手際よく、進めてくれる。被せてたものは意外に簡単に外れる。腕がいいと娘は思う。多分、何十年も使った被せ物。
何回かオエッオエッとなる母。
型取りまでして、今日はこれで終わりですと、治療時間20分。
来週の予約をして帰る。
この歯医者さんは、信頼できる。
なぜかというと、知ってる人何人かも行っている。それに、治療が手早い。あらっぽい感じでは全くない。
以前に他の歯医者で作った装着式の入れ歯もブリッジ式にできるよと提案してくれて、はめる必要もなくなった。10歳若返った。これが大きい。
娘のところに来てから、考えたら結構お世話になっている。
ありがたやありがたや。
なんと言っても、車椅子で、診察台の横まで行ける。まず少ないこのバリアフリー♿️。
母の健康寿命は確実に伸びました。
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