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おぼろっく2024 テーブルリフト 六人の嘘つきな大学生

これまで地元敦賀市の地域振興について若干批判的というか悲観的なコメントを書いたりしておりました。新幹線延伸直前の良くないタイミングで昨年市長が変わり更なる悪手が続くと思われた今年、ようやく大きな企画が動き出すようです。正直なところ新体制は新幹線開業までには間に合わないだろうと思っていました。改革は開業後から、と少し期待しておりましたが想像以上に良いようです。ようです、というのもかなり若者向けイベントの企画であり既に私の年齢では主観的な感想は述べられず、こういった界隈に敏感な県外にいる娘に聞いてみました。

おぼろっく第一弾出演アーティスト

私が名前を聞いたことがあるのは打首獄門同好会くらいで他は全く分かりません。娘によるとフェスなどで盛り上がるメジャー級が既に3~4組含まれているらしいです。まだ24組中8組の第一弾でこれは凄いとのこと。なによりチケットが安いらしいです。フェスの相場が分からなかったので調べてみると確かに1.5倍~2、3倍してます。SNSなどでの反応を見ても神フェス的なコメントがちらほら。

個人的には歩いていけるところに住んでいるのでちょっと見てこようかと思います。比較規模が違いますが4月に仙台で行われたロックフェスでは我々のようなおじさんでも分かる有名なバンドも集結していたようで、サポートには私が学生時代から好きなアーティストが参加していました。今のところおぼろっくは若者向けの出演者が中心のようですが、残りの16組の中に奇跡が起きないかと密かに念じています。


今回は以前にも少し紹介しましたテーブルリフトの説明です。前回はタイトルに入れておらず本屋大賞記事に埋もれてしまった感がありますので再度のピックアップです。
変な角度からアピールするなら個人的に欲しかった(今でも少し欲しい)商品です。簡単に言うと荷台部分が昇降する台車です。買うと結構致しますので一時だけのご使用ならレンタルお薦めです。なぜ欲しかったのかと言いますと「かがまずに書籍の移動が出来るから」です。高い位置の棚から重い本を出し入れするのに立ったまま出来るんです。低い台車のままで作業すると腰にきます。本来は物流業者様や工場の機械移動作業へアピールすべき商品なのですが、2回目なので個人様の引越しや模様替え作業でのPRです。
引越し業者様や書店様のご依頼もお待ちしております。


中学生ビブリオバトルで気になった3冊のうちの2冊目を読みました。
六人の嘘つきな大学生」 同じ会社の採用試験に残った6人の就活生による青春小説と思いきや、その最終試験で物語の表情が一変します。多重構造のミステリーでなかなかに胸糞悪い話になっていき犯人も断定されたところで話はまだ中盤。数年後の話に進み、2人の登場人物の状況が大きく変わっています。さらなる謎解きが始まり6人の真相が紐解かれていきます。
最も良かったところはミステリーのどんでん返しだけではなく、各登場人物の背景がオセロのように変わっていく部分です。この流れで読後感は悪くなくまとめられているので人にもお薦めできます。前半で終わっていたら地獄の就活小説になるところでした。

面白かった小説は人の感想も気になるところ。検索してみたら今冬映画化するみたいです。ただこの小説の前半と後半で一変する部分は映画の配役を見てしまうとヒントになってしまいますのでご注意ください。


THE SECONDで優勝したガクテンソクのネタで「電車1本で行ける国分寺→それなら大阪東京も電車1本や」という話がありました。敦賀市も新幹線の終着駅となって3ヶ月経ちますが普段直接の利用はほぼないので、たまに走っているのを見る時しか実感はありませんでした。それが先日知人の話題で新幹線1本で福井に来れるということの影響を知りました。福井で現状最も大きなライブ会場というのが鯖江市にあるサンドームなのですが、これまで取れてたチケットが取れなくなったらしいです。競争率が低いという田舎の特権が交通の便が良くなったためになくなってしまったとのこと。景気のことを考えれば内需で完結するより他県民に来て頂く方が良いのでここは我慢しないといけないのだろうなとは思うところです。

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