日記 今日ポカリ買ってきた
ポカリ。
昨日少し触れたけど、
売れるまでは大変な道のりだったそうな。
今日はその話を書く。
ポカリ、まず作成に至る発端は、体を壊していた時、医師に炭酸飲料を飲むように勧められ、飲むだけで点滴になるようなものがあればいいのに、と思ったとか。
その後、医師が点滴を飲んでいるのを見て、飲む点滴飲料に着目。
もともと製薬会社だったこともあり、それから試作品を1000個も作ったんだとか。
次に飲料業界ではタブーとされていたブルーを使用したこと。
オイル缶のようだと言われたこともあるとか。
これも当時は凄いチャレンジだったらしい。
そしてついに完成したポカリ。
でも出足の反応は良いどころか、最悪の反応だったみたい。
出来たポカリを営業で渡して飲んでもらっても反応は散々なもので「味が薄い」だとか「これでお金を取るの?」とか「こんなものを飲ませてふざけるな!」と飲みかけのポカリを営業マンにかける人もいたらしい。
私この話、昔テレビのドキュメンタリーでも見たことあったんだけど、ポカリ作った偉い人が話すには、もう販売当時の反応は相当悪かったらしくて。とにかく味が不評だったみたい。
全く売れない、どん底のスタートだったとか。
でも驚きなのが、そんな反応悪くて全く売れない最悪の状況なのにさらに大博打を仕掛けたこと。
その状況で大きな賭けに出るのって凄いなあと思って。
それが試飲無制限作戦。
初年度だけでなんと!その数3000万本!
いろんな人の元に歩いて無料で配ったらしい。
ただでさえ売れてないのに、凄いチャレンジするなと思った記憶がある。
野球部とか、買い物帰りの主婦とか、サウナのお客とか、足を使って営業マンがたくさん配って、そしてたくさん頑張ったんだって。
そしてついに発売から2年目の夏。みんなの努力が功を奏して、ポカリスウェットはようやく爆発的な人気となったのだそうな。
まさにどん底からの大逆転劇。
なかなかできることじゃない。
大塚製薬、ありがとう。
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