Nikon Z9というカメラ

このカメラとの出会いは私にとって非常に印象深い経験でした。
そもそも、私は写真の腕がそんなに良いわけでないし、感性もそんなに磨かれてない…というか、普通の人よりそれぞれ下だと思ってます。下手の横好きってやつですね。
でも写真撮ったり、カメラ使ったり、撮った写真を見返すのは大好き。写真仲間と撮りにいくのも大好き。写真関連でお話しするのも大好き。
そんな私ですから、そこまですごい写真を撮ってやろう!という気概はなくて、楽しめれば良いと思ってました。けど、やっぱり欲が出ちゃう。良いって言ってもらえる写真撮りたいし、あわよくば写真展とかやってみたい。
たまに頼まれる人物撮影とかは本気で良い写真撮りたい。
そう思った時に、頼りになるカメラってなんだろうと思った。
そこで、やっぱりフラッグシップモデルなんだと思ったんです。

Nikonであって良かったこと

NikonのZは光学系を最大限に振り切るために、フランジバックを短く、マウント径を大きくしていると聞き、Nikonにしました。本当はS1Rと一緒に買ったZ5がすごく良かったので、それもあるけど。とにもかくにも、とりあえず買って使ってみる。

これはね、本当にすごいカメラですよ。

私がその時縦位置グリップに慣れていなかったというのもあるかもしれないので、性能を引き出せたわけではないのですが、すごいです。ブラックアウトフリーの電子シャッターと聞いた時点でシャッターフィーリングとかはもう期待してないので、無音撮影で全然ok。バレずにスナップ出来るし。
私が気に入ったのは、NikonのZで(当時)唯一だった1/32000のシャッタースピードが出せるという点。
NDフィルターとか無しで大口径レンズを開放で使える!これは楽しいですよ!実際に使おうとしたらそりゃ絞ったりしますけど、AFも良いですからね、開放でもちゃんとピント掴んでくれるんですよ!ソニーと比べるのは酷だと思うのですが、私にとっては充分でした。
あとは写真のパキパキ感!フィルムやオールドレンズに慣れていたせいか、すごく新鮮でした。いやー楽しい楽しい。
そしてZ9をオールドレンズで楽しむっていうのもオツなんですよ!Nikonのセンサーにあるカバーガラスは薄いですからね、オールドレンズの描写をそのまま表現してくれます。それもとても嬉しい。

兎にも角にも、私に撮ってベストなフラッグシップモデル。それがZ9です。
一時的に手放していますが、今年度末に再購入をお約束します。

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